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燈矢のお友達だという男。
燈矢がもし生きていたらこの友人君と同い年くらいか？
……あ、なら燈矢と同級生？
(…てか、何でこんな俺のこと見てくるんだろ。燈矢が俺のこと何か話してて興味持ってたとかか？)
さっきから俺をじーっと見つめてくる友人君。見定める様な…というか、目に焼き付けている、というか。
例えるなら、肉食獣の様な。自分が被食者になったみたいな気分にさせる物だというのに、依然としてその目は蒼く美しい。
…………でも居心地悪いのは居心地悪い。
『俺は轟Aっていうんだ。えっと…君の名前は？』
「あー……名前…な……」
『あ、言いたくないんなら、』
「……荼毘」
『え？』
「俺の名前だ。荼毘が、俺の名前」
『荼毘、か……結構物騒な名前なんだな！！カッコイイけど！』
荼毘。簡単に言うと火葬のことだ。遺体を焼いて弔う事として使われる……まあ、所謂仏教用語。
「っは、随分とハッキリ言うんだな。変わってねーの…」
『？あぁ、俺昔からつい思ったことをハッキリ言っちまうんだが……』
変わってない、とは？うーん……？どういう事だろう。どこかで会ったか？けどこの容姿だし会ったらインパクト強くて覚えてるハズ……
「へぇ、覚えてねーの？寂しい事言ってくれるねェ…」
『えっ！？ちょ、覚えてる覚えてる！今から思い出すからちょっと待ってろ！！』
「結局覚えてねーんじゃん」
待て待て待て待て。俺がクソ野郎みたいじゃねーか！！
え、俺結構記憶力良い方だからね？！一度会った人は結構覚えてるタイプだぞ！？えー待ってー……
そうして、暫く うーん？と顎に手を当てて唸っていたからか、燈矢の友人だからと油断していたからか。
はたまた知らぬ所で俺が荼毘に心を許していたのか。
荼毘が近付いてきたのに気付かず。
そのまま気づかぬ間に……ちゅ、と耳にキスされた。
『わひゃっ、！？』
「お」
『っっ、は、……？？！』
ビックゥ！！と肩が揺れる。吃驚したのもあったけど、羞恥がほとんどだった。
超反応を起こしたかのように飛びずさって、全身真っ赤にして、へたりと座り込む。冬だと言うのに体が熱い。
(待ってくれ…っえ、俺今なにされた？耳にふにっとしたモンが当たって、ちゅってして……っ、待っ…！)
＿＿＿＿＿＿
耳へのキスは、性的な誘惑。
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うえ - すうううううう...荼毘との絡み最高っす..しんだ...かわいい.. (2月4日 16時) (
レス) @page23 id: 9aa429e4c8 (このIDを非表示/違反報告)
うん(プロフ) - はあーーーー続編も神とか何者ですか？あ、神ですね。 (2022年11月6日 20時) (レス) id: 7a99e6e95b (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - 爽さん» 私も愛してます！！ええ！！続篇でも頑張ります……！続篇ではキャラ沢山出ますからね……w奇声が2倍になられる位良い物語を書けるよう頑張りますねw有難う御座いますw (2021年11月29日 15時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
爽(プロフ) - ねぇえ!!ねぇえ!!本当に愛してますもう!(唐突な告白)続編おめでとうございます!!一生付いてきます。これからも奇声、奇行、吐血、元気にやって行こうと思います!! (2021年11月29日 1時) (レス) @page50 id: 23f7552425 (このIDを非表示/違反報告)
実珠(プロフ) - ラーメンさん» はい！次はとうとう続編です！！楽しみっすね……雄英のお話頑張りますw！ (2021年11月28日 20時) (レス) id: 5eb1e7fab0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：実珠
| 作成日時：2021年9月21日 22時
