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優の部屋の前で少しの間目を瞑る。
昨日のこともあり自分に言い聞かせるように呟いた。


「僕は人形、僕は人形」


すると扉の奥から笑い声が聞こえてきた。
扉から聞こえてくる笑い声に恐怖を感じていると、扉がギィ…と不気味な音を鳴らしながら開いた。

昨日はこんな音鳴らなかったんだけどな。と考えていると腕を引っ張られ部屋に入れられる。


僕の腕を引っ張ったのは優。
優は相変わらずの笑顔を見せる、この笑顔の間は僕に危害を加えてくることはない。はず。


「なんです……か?」


腕を掴んでいる手を外されたのがわかり、そう言う。


「……」


優は口を開く様子もなく無口。無口で笑顔……狂気的過ぎます。

沈黙が続くと、暇すぎて周りを見回す。
まず目に入ったのが部屋に入った瞬間からわかる圧倒的な存在感の斧。

この森の中だから木こりでもするのかなとも思えるが、
近くにダンボールがある為オブジェにも見える。


そして沈黙の中、優が一言だけ喋った。


「やっぱり、明日来てくれる?」


溜息をついて顔を隠してそう言った。

やっぱりの意味が全くわからないけど、
このピリピリとした空気から向け出したいと言う思い一心で頷く。


そして優に扉まで見送られた。


「晩御飯の時に呼ぶね」


そう言い捨て扉を閉められた。
まるであっちに行けと言われているようで少し悲しくなる。最近思考がネガティブな気がする。


そんな事より、部屋の中にあった斧のようなものが気になる。
昨日の夜はなかったと思うんだけど、僕の勘違いで本当は昨日からあったのか?

まあ、実際僕に何もなかったし。いいか。




___

こんにちは、普通な人。(隣人)です。

今回内容薄かった気がしますが気にしないでください。


いつのまにかお星がオレンジ色?黄色?になっていました。

しかもですよ、20人もの方がお気に入りしてくださっています。
本垢に構ってばかりでこっちに来てませんでしたが、いつの間にかでしたね。


これからも不定期に更新していくのでよろしくお願いします。

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作者名:隣人 x他1人 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2018年11月19日 19時

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