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Story15 ページ17

You side

貴「着いた…」

待ち合わせ場所に指定された、最寄り駅。

竜の家からは、かなり離れているが…何でここが待ち合わせ場所なんだ?

貴『竜、待たせて悪い』

既に待っていた竜に、声をかける。

そういえば、竜の私服を見るのは久しぶりだな。

竜「別に待ってねぇよ。それにしても、そんな服着るんだな」

貴『母さんに無理やり着せられた…』

私が着ているのは、オフショルダーのワンピース。

普段はオフショルダーなんて着ないから、かなり新鮮だ。

貴『それで…何の映画を観るんだ?』

竜「お前と来るなら…これだろ?」

竜が見せたチケット。それは…





貴『…何でチャイルド・プレイなんだよ!!』

私が渡したのは、別のものだったはず…!!

元々、尊人と観るための!!

竜「さっき、子どもが欲しそうだったから譲った」

くっそ…怒るに怒れない…

貴『だったら、買い直せば!!』

竜「無理。どの席も埋まってるし、こっちは空いてたからこっちにした」

貴『お前まさか…私がホラー苦手なのを知って…』

竜「さぁね。ほら、行くぞ」

((グイッ

どこか嬉しそうに、私の手を引く竜。

貴『ったく…』

楽しそうなら…いいか。





貴『〜〜〜っ!!やっぱり無理…』

映画が始まってすぐ、私はスクリーンから目を逸らす。

竜「何の為に来たんだよ。ほら、ちゃんと観ろ」

お、鬼…

貴『やだやだやだ…本当に無理だって…』

顔を手で覆い、隙間からチラチラと見る。

竜「しょうがねぇお嬢様だな、ほら」

竜が手を出すので、そっとポップコーンを置く((

竜「違ぇよ、バカ。こうだろーが普通は」

貴『むぐっ…』

竜の手にあったポップコーンは、私の口に。

そして竜の左手は、私の右手を取った。

竜「これなら少しは怖くねぇだろ」

貴「う、うん…」

ちょっとだけ…ときめいたとかは口が裂けても言えない。
✄--------------- キ リ ト リ ---------------✄
お前らはよ付き合え( ^ω^)

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ナル(プロフ) - 初めまして!いつも拝見させて頂いてます!プリロワ、ほぼストーリー解放させてます笑笑ハマりすぎました笑笑これからも、お話の更新、楽しみにしてます! (2020年4月28日 23時) (レス) id: 57df1ddcfb (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - らんらんさん» そうなんですね!待っときます!このお話もだいっ好きです! (2020年4月5日 11時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
らんらん(プロフ) - 次世代のタイトホクロさん» コメントありがとうございます!!ずっとやりたいとは思ってるんですが、まだアプリを入れてないんです…入れたら、またお知らせしますね(*´`*) (2020年4月1日 21時) (レス) id: 88be70ad1c (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - いやなら全然大丈夫です! (2020年4月1日 21時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)
次世代のタイトホクロ - あの!プリロワやってますか?らんらん@ln率低下中さん、やっていたらお友達になりましょう! (2020年4月1日 12時) (レス) id: 1d6fa76e88 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らんらん@In率低下中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/simanekko01/  
作成日時:2019年4月12日 12時

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