【wrwrd】グルッペンでも恋がしたい！

大先生顔がデカ…近い！ ページ4

ut「えーと、Aちゃんやっけ？んふふ…怪我するって何してたん？」


固まってしまったグルちゃんに、笑いを堪えつつも彼女に話しかける。これで適当に会話してグルちゃんに話題振れば不器用やけどアイツもちょっとくらいは話せるやろう。いやぁ我ながらめっちゃいい奴やん僕ぅ…♡


『あ、えへへ…恥ずかしいんだけどね、部活中に蝶々見つけて追いかけてたら転んじゃって』

ut「なんやえらい可愛らしい理由やな〜、な？グルちゃん！」

gr「………へ？」


どうやらまだ放心状態だったらしいグルちゃんは僕のパスを間抜けなたったの一文字で断ち切りやがった。そこで慌ててグルちゃんの肩に腕を回しAちゃんに背を向ければ小声で


ut「なにが…へ？やねんグルちゃん！ちゃうやろそこはせやなぁ可愛いなぁって言わな！！」

gr「大先生顔がデカ…近い！いや彼女があまりに可憐だったのでつい見惚れてしまって…。」

ut「いやまぁいいけど…ほら、部活って運動部ー？とか蝶々好きなん？とか適当に質問してみぃや？」


そう言ってくるりと振り返ればシャオロンが適当にAちゃんと会話してその場を食い繋いでくれていたらしい。僕らも行くよ、とグルちゃんに目配せしてニコニコと2人に近づく。


sh「そういえばAちゃんジャージ着てるけど何の部活入ってんの？」

『えっとね、園芸部だよ〜！』

ut「園芸部かぁ、じゃあげどちゃんとおんなじやなぁ」

sh「いやげどちゃんじゃ伝わらんやろw」

gr「ひ…とらんの、、こと、だ。な。」

ut「グルちゃんなんでカタコトなんww」

『ふふ、ひとらん君のことかぁ〜！みんなひとらん君のお友達？』


せやで〜と返せばぺ神先生が消毒するからどいたどいた、と戻ってきた。
＿＿確かにAちゃんは明るくて可愛らしいが、グルちゃんは一体彼女の何にそこまで惚れ込んだのか。取り敢えず彼女には手を出さないように気をつけよう。



彼女に笑いかけられ、未だにぎこちなく黙り込むグルちゃんにおもしろくってつい気持ち悪い笑みを浮かべた。

愛の特訓→←いわゆる恋バナというヤツ

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