【wrwrd】グルッペンでも恋がしたい！

訓練中断！！！ ページ15

『……骨まで愛してあげるから。』

gr「え、、ちょ、あっ！Aさぁあん！！」


生々しい赤色が飛び散ると同時に、BADENDという文字が画面に映し出される。
何故ギャルゲーで死人が出るのだろう？製作者側の意図は大変読み取りづらいものだ。


kn「えっ、このキャラの名前ってももちゃんやろ？なんでAの名前叫ぶんwww」

ut「いや、全キャラAちゃんやってことにした方が感情移入しやすいかなって思ったから僕がグルちゃんに強制したのぉ〜♡」

em「発想が猟奇的過ぎるwww」

zm「しかもAに殺されとるやんwww」

sh「どうでもいいけど大先生がキモすぎる」

os「なんか最近のシャオロンさんさらに大先生に対して思春期の娘が父親毛嫌いするみたいになってはりますけどwww」

ut「大事件ですわぁ…」


そんな雑音を聞き流しながら最後にセーブした分岐点まで遡る。
何故俺は殺されたんだ？AさんにAさんと歩いているところを目撃されて、俺はAさんの方が好きだから！という言い訳をしたからだろうか…。(狂気)

さっさとクリアしなければ…流石に他のみんなを付き合わせるのは気がひける。なんて考えていればスマートフォンのメッセージアプリに、トン氏からメッセージが届いた。




トン氏なぁ、今さぁ
トン氏Aが一緒に買い物行こうって言っとるんやけど
トン氏一緒に行かへん?




は？？？？？？？？？？

なん、ん？え？？？なんで俺？？？てかあいつなんでAさんに買い物誘われてんの？？？俺も飛べない豚でいいから幼馴染になりたいんですけど？？？てか…


gr「ぐっしょぶトン氏……！！！！！！」

os「うわっ、びっくりした！！」

kn「なんや、トントンがどないしたん？」



大声で叫んだため、皆が俺に視線を向ける。俺がわなわなしながら皆にトン氏からのメッセージを見せれば、ドッと盛り上がる。


sh「これは行くしかないでグルさん！！！」

em「お近づきになるチャンス！！！」

zm「おデート(豚さんと共に)逐一実況よろチッス！！！」

ut「流石とんちやわぁ」

os「ほんまさすとんやな」



驚きのあまり皆の言葉にコクコクと頷くことしかできないまま、心を踊らせながらトン氏に返信する文を推敲する。



ut「よっし訓練中断！！！ただ今から、グルちゃんのおデート成功させちゃおう作戦開始や」



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神か何かの類→←さすが○漏(拍手)

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