子守 ページ7
壱馬Side
もう、Aと久しぶりに
ええ感じやったのに
仟が!
にゃあ
……ああ!くそ!
……仟は可愛い!
無理矢理連れ出した仟は
俺の心を知ってか知らずか、嬉しそうに俺の顔を舐めてくる
我慢するつもりやったけどさ
あの甘い空気に浸ってたかったんよ、久しぶりに
俺がああいう雰囲気出すだけで
焦って緊張する彼女がほんまにいじらしくて
もうちょい浸ってたかった
壱馬『零ー』
零“わふ、”
壱馬『仟の面倒見とって』
零“くぅん”
零の前に仟を下ろすと
あやすように仟に構ってくれる
最初から見とってくれ、頼むわ
敬浩『姫、気に入ってくれた?髪型』
壱馬『姫ってAのことっすか』
敬浩『壱馬の姫でしょ』
快活に笑った敬浩さんは
伏せている零の毛並みを、櫛とはさみで、ちょいちょい整えてる
姫、か
姫やな、確かに
壱馬『男前すぎるって』
敬浩『やっぱ俺の腕がいいから』
壱馬『いつもそんな調子でお客さんの髪切ってるんすか?』
修行で俺のことしごいてた敬浩さんを思い出して
多重人格くらいの差を感じる
手際ええし
話もおもろいけども
「夕飯にしましょう、零、綺麗に整えてもらったんだ」
零“わふ、”
「かっこいいよ零」
零“わっふ!”
「えー、私も可愛くなるかな?」
炊事場から料理を運んで来てくれたのを、俺が受け取る
敬浩『姫のその能力、ご先祖すごい人だったりして』
「姫って私に言ってます?」
壱馬『俺の姫』
「な、なんですか急に」
敬浩『零としか話せないの?』
「実家にいた時の猫とか、仟とは会話できないので、きっと零が特殊能力持ってるんじゃないかなって思ってたんですけど」
壱馬『でも零やって、A以外としゃべったことないやろ』
零“くぅ”
「返事が返ってきたのは、私が初めてらしいです」
敬浩『“くぅ”だけで、今の返事になるの?めっちゃ会話の効率良くない?羨ましいんだけど』
壱馬『俺抜いてよく秘密の会話するよな』
「拗ねないでください」
壱馬『拗ねてへんし』
零“わふ”
「壱馬すぐ拗ねる、って言ってます」
壱馬『……零、飯抜きにするで』
零“わふ、わふ”
「壱馬は世界一男前、って言ってます」
敬浩『機嫌の取り方、人間ぽいな笑』
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REINA(プロフ) - pinkさん» コメントありがとうございます、また他の作品も読んでくださって嬉しいです! (2月17日 22時) (
レス) id: ce73f379bc (このIDを非表示/違反報告)
pink(プロフ) - お話読むたびに本当にかずまくんかっこいいなって思って毎回更新が楽しみです。いつきくんのお話の方みたいになにも事件が起こらずに幸せになって欲しいです🥺 (2月17日 12時) (
レス) id: b200f1bac1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:REINA | 作成日時:2026年1月14日 16時


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