放送室のカンナギさん【地縛少年花子くん】

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貴方side




ヤシロさんなら






信じても大丈夫なのかな？






ヤシロさんはいなくならないのかな？





ヤシロさんは嘘つきじゃないのかな？









『どういたしまして』ﾆｺｯ






分からない





分からないけど





信じてみても…良いよね






寧々side



寧「はわわ」ﾊﾞｷｭｰﾝ!





叶義くん！イケメン！




『あ、そういやこれ』






寧「あ、それ！私のブローチ！」





『やっぱりヤシロさんのか…じゃあ』






寧「教科書も！」





ｺﾂｺﾂｺﾂ






叶義くんは扉の前にいく





『やっぱりここk』ｽﾞﾙｯ






ｶﾞﾁｬﾝ





寧「？叶義くん？どこ？」






旧校舎の廊下






そこには私と床に落ちてる物、そしてハクジョーダイ？以外







何も、誰もいなかった







貴方side






ｽﾞﾙｯ





ｶﾞﾁｬﾝ






『わうっ』





扉の前に来るとナニカにひきずりこまれた






『…もしかして…勿怪！』





も？「」ﾓｿﾞﾓｿﾞ





姿形は違ったが、気配は勿怪だった







『もう！どこ行ってたの⁉︎心配して…』






おかしい







勿怪の様子がおかしい






も？「み…」




も？「た」





も？「…な」






『もっ…け？』






も？「みたなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」






『勿怪⁉︎』






ﾄﾞｺﾞｯ






勿怪が僕を扉の外、つまり廊下に投げる




廊下…






廊下にはヤシロさんが居る






ｶﾞｯ






ﾄﾞｻｯ






『…ｯ…』






寧「叶義くん⁉︎大丈夫⁉︎」






『ヤシ…ロさ…逃げｯ…』






寧「ひっ」





も？「み」





も？「た」




も？「な」





寧「なっ、何あれ⁉︎」





【ようせいさんの姿を見れば最後…】









【命まで、取られてしまうのです】








寧「やっ、やめっ」






勿怪がヤシロさんの足首を掴む







『《やめろ！》…』








も？「…」ﾋﾟﾀｯ






勿怪は一時的に止まる






が







も？「みたな」






『《止まれ！》《ヤシロさんに触るな！》』









勿怪は止まらない







ｽﾞｷｯ




ｽﾞｷｯ！






『あがっ』






左手と右手の手の甲に一つずつ傷ができる








かなり深めの







寧「叶義くん！」






寧「いっ、嫌！いやぁぁぁぁぁぁぁ！」









？「蹴散らせ白杖代！」









ﾋﾞｭｵｯ




白杖代が勿怪に体当たりをした。








寧「な、何がどうなって…」

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