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シュガside
army「オッパ、Aは元気なんですかね？」
SG「え、、、あ、あぁ、元気だとおもうよ？」
サイン会やファンミーティングで必ず言われるAの心配な声。
そう、僕らには8人目のメンバーがいた…
SG「あいつは今頃何をしてるんだろうな。」
ふっと思う、お前に会いたいと。
でもそうはいかない。
《《ﾏﾈｰｼﾞｬｰ「当面はAを抜いたメンバーで活動する。」》》
理由も何もある時急に部屋の荷物が空っぽになってそれっきり連絡さえつかない。
V「ヒョン？しっかりして！！！」
分かってるのに、いっつも突っかかる。
お前は今何をしてる？
元気なのか？
生活に苦しんでないか？
何よりも、お前とのいた時間が長すぎてやっぱり抜けないこのAにたいしての愛情。
本当ならずっと一緒だったのに…。
サイン会が終われば裏口から僕らは帰る。
回りはarmyだらけ…ペンでいてくれることはなによりもありがたい事でも正直な所怖いと言っても過言ではない。
「………ヒョン、、、」
聞こえた言葉にふっと振り向いた。
SG「A？」
でもそこには誰もいない。
なんだ幻聴なのか、また再発したのかと逆にハラハラとしてしまう。
「、、、、ヒョン、僕は会いたいです。」
また聞こえたその声に、
SG「あぁ、俺ももう一度お前に会いたいよ。」
そう答えてバンに乗った。
armyが追い掛けて来るなか、黒い格好でフードをしてリュックを背負った若そうな男の子をバンが抜いていった。
SG「え…。ちょ、ちょっと！止めてくれ！」
JK「どうしたんですか？」
ﾏﾈｰｼﾞｬｰ「スケジュールが押してるから無理だ。」
SG「Aだ！Aなんだ！」
ピコンッ
久しぶりになったA専用のカカオ着信音。
今まで何百件も送ったのに既読にはならなかったのに…
《《ヒョンが元気そうでよかった。》》
SG《《黒い服だろ？今バンを止めるから待ってろ！》》
《《頑張ってね。》》
それは皆に送ったメッセージ。
それ以降に既読が着くことはなかった。
SG「俺はお前に会いたいんだよ。」
ピコンッ
《《月が輝き綺麗な限り僕はあなたの心にいます。》》
こいつは太陽と月の役割か…
SG「絶対見つけ出してやる。」
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作者名：チュング | 作成日時：2019年6月17日 9時
