5話 ページ7
Aside
ことり、ことり、と順々にご飯の入った食器を置いていく。
「『いただきます』」
手を合わせてそういうとゆっくり食べ始める。
『…そういえばゼリー飲料じゃないんだね』
「ｺﾞﾎｯ、ん"ん"…なわけないだろ」
ご飯を目の前にして母さんから聞いてた話と違って、思わず聞いてしまった。噎せたけど大丈夫かな。
「…母さん怒ってたか」
『怒ってた。だからAがお弁当作ってあげるのよって』
そう言うとため息を吐いて
「お前は食堂があるからお弁当作る必要もないし、俺も別に昼は腹が減らないから要らない」
『私
「……そうだった」
『…だから兄さんの分はついでで作るね』
「…たまにでいいぞ」
『うん』
ずっと会えなかった2人の空いた時間を埋めるように会話をしながらご飯を食べる。こんなこと、普段なら有り得ないのに。お互いにご飯食べ終わってのんびりしてる時に喋った方が合理的だって、お互いに思ってる。…けど、なんだか今日はとても話したい気分だった。
『ねぇ、これなに』
いつの間にか部屋の机に畳まれてある変な絵のTシャツを指差しながら兄さんに聞くと"それは猫"だという。
『絵の話じゃなくて』
…これ、猫だったんだ…なんて口に出しそうになるがそんな事言ったら怒られそうなので辞めといた。
「あぁ、やるよ。それ」
…要らない………。
『……部屋着にするね』
「あぁ」
着心地は悪くなかった。
『そういえば』
「ん？」
『なんか、合否発表の映像、オールマイトだった』
「あぁ…お前らの年からオールマイトさんが雄英に赴任するんだよ」
『だからかぁ』
てっきり雄英のコネでオールマイトが毎回してるのかと思った。
『なんか、私順位が良いらしい』
「…そうだったな」
『…首席』
「1位、だな」
…会話、下手くそなのかな私達。
『オールマイトが、イレイザーヘッドの妹さんか、って映像で言ってた』
「そりゃああんだけ似てりゃ何も言わなくてもわかるだろ、誰でも」
『そっかぁ。…そういえば、個性の
個性を限界まで使うと耳鳴りがしたり過呼吸になったり、それだけは特訓では治らなかった。
「…雄英に入ったらまた何か変わるだろ」
『…兄さん目、治った？』
「？治ってないよ」
『じゃあ雄英に入っても何も変わんないね』
「…ドライアイはしょうがないんだ」
『そっか』
なんて会話を繰り広げていると、寝落ちしていたみたいで、起きるとベッドの上にいた
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ノト(プロフ) - 舞さん» 長らくお待たせいたしました。応援のコメントありがとうございます。これからもちょこちょこ程度にはなりますが更新して行きます。 (10月30日 10時) (
レス) @page23 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新ありがとうございます^_^ (10月22日 19時) (レス) @page23 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください！応援してます^_^ (2023年1月16日 15時) (レス) @page22 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - アニメ好き╰(*´︶`*)╯さん» コメントありがとうございます！そう言って頂けて嬉しいです！これからもゆるりと頑張っていきます！ (2022年12月31日 1時) (レス) @page20 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
アニメ好き╰(*´︶`*)╯ - 相澤先生推しなので最高でしたぁ(^-^)更新頑張れ👍応援してるで (2022年12月27日 21時) (レス) @page20 id: 28b6081af3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノト | 作成日時：2022年11月18日 2時
