7話 ページ9
Aside
「…とはいえ、君は家が…無いんだったね」
『…はい』
「実際君は特例さ。その成績さえ無ければ君は問答無用で落とされていた。その前提が君の特例で壊されたから、普通の定員、40人。君は超特例として、41人目とここに入学することになる｣
そうだ。普通だ。それが、普通…
私が実技トップでは無かったら、ここに足を踏み入れることすら無かったのかもしれない。
「猫葉少女。君はまだ15歳。寝泊まりできる住居、つまり、天候に左右されない定住居が無ければ授業等に支障をきたしてしまう、と職員会議では判断された」
睡眠は君の歳では最も大事なのだよ。と、諭すように私に訴えるオールマイト。猫モードも確かに疲れる。普段は人型に耳、しっぽが生えているだけだから。
「そこでだ。猫葉少女。君は先程も言ったように超超超特例」
増えたな…超が……
「学校に住むことを許可する、というお達しが出た」
『えぇぇｯ!?な、えっ!?それは、良いんですか？その、うーんと、その…！』
「HAHAHA!!大丈夫だからこうして許可が出ているのさ!まぁ、確かにあまり他言はしては行けないがな！」
『…ってことは、私夜外出歩けたりは…』
「しない(キッパリ)」
『おぉぉのぉぉぉ……ｯ!!……でも、助かります。ずっと、ずっと寒かった、から』
「！！(そう…彼女はまだ15歳。あんな事はあってはならんのだ…)」
『…あの、その……色々、ありがとうございます…！』
「！HAHA!!いいのさ！今日も泊まっていくだろう？そうと決まれば色々しなければな！買い物とか料理とかベッドの確保とか(ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ)」
『お、オールマイト……？』
「ハッ、服も買わなければな！」
『ちがっ、そ、そうじゃない…！』
「ﾇ､ではなんだ？」
『お、お金…無、い…』
「私が出そう！」
『そ、それは申し訳ないっていうか、その！その！！！』
「HAHAHA!!異論は認めんぞ！」
『オォォルマイトォォ!!』
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ノト(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2022年11月14日 19時) (
レス) id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ノトさん» もちのろんですぅー！！ (2022年11月14日 18時) (レス) @page39 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - りんごさん» りんごさん、ありがとうございます！過去を振り切れた猫葉ちゃんがどう皆と接していくのか、良かったら見届けてください！ (2022年11月13日 21時) (レス) id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - めっちゃ好きですー！！1aのみんなとの絡みももっと見てみたい欲がでてくる！！！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page35 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - ちきみさん» ちきみさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2022年11月12日 0時) (レス) @page20 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノト | 作成日時：2022年11月9日 23時
