5話 ページ7
Aside
今日は合格通知が届く日。
……なのだが、私は住居が無い。
特別に雄英まで出向けば結果を教えてくれるらしいじゃないか。
『…自由、だなぁ…』
普通は住民票なるものが無ければ学校に通う事はできないどころか受験すら請け負ってくれない程なのに。
『とはいえ…こんな坂道を毎日歩かないといけないのか…』
……あ、忘れてた。猫になればいいんだ。
ﾎﾞﾌｯ と音を立てて変幻し、雄英高校まで行く。
そして校門を通ろうとする、と
下から壁が突き上げてきて私の目の前に立ちはだかった。
『にゃ、にゃぁ……(び、びっくりした…)』
猫の姿のままビックリして口を開けていると何やら人が飛んできて風圧で木々が揺れる。
この感じ、オールマイトだ。
「HAHAHA！すまない！忘れていたよ！」
ｼｭﾀｯ、と目の前にオールマイトが立ち止まって
「あ、あれ…猫葉少女は…」
キョロキョロと見渡し、此方を向くとギョッとした。
「な！私とした事が猫葉少女だと思っていたらただの猫ではないか！HAHA!!こりゃ失敬失敬…」
と私の頭を撫でてくる。
なんだか申し訳なくなり、すぐに人間の姿に戻った。
『っとと…すみません、私…で、す…』
オールマイトが口をあんぐりと開け、
「猫が人間に……!!…ム、ムム？ムムムムム？」
ムムムムうるせー……
「君はあの時の猫少女では無いか！！」
肩をｶﾞｼｯｯｯｯと掴まれてぐらぐらと揺らされる
『ぁぁぁあ"あ"あ"あ"…と、止めっ』
脳が揺れるぅぅうう
「おっと、すまない…」
よしよし、と私の頭を撫でる。
時折耳に手が当たるのはこれはわざとだと思う。
「いやはや…疲れたろう？中に入ろうでは無いか」
と、オールマイトが踵を返して中に入ろうとするも壁が立ちはだかっていて
「あ」
『……』
「HAHAHA!!」
とう！と言いながら私を抱えて飛んで中に入る。
『くぁwせdrftgyふじこlp』
「目と口閉じときな！」
『……(ムスッ)』
「(なんだか、デジャブ…)」
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ノト(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2022年11月14日 19時) (
レス) id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ノトさん» もちのろんですぅー！！ (2022年11月14日 18時) (レス) @page39 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - りんごさん» りんごさん、ありがとうございます！過去を振り切れた猫葉ちゃんがどう皆と接していくのか、良かったら見届けてください！ (2022年11月13日 21時) (レス) id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - めっちゃ好きですー！！1aのみんなとの絡みももっと見てみたい欲がでてくる！！！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page35 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - ちきみさん» ちきみさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2022年11月12日 0時) (レス) @page20 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノト | 作成日時：2022年11月9日 23時
