40話 ページ43
Aside
「現れたのはここだけか、学校全体か、何にせよセンサーが反応しねぇなら向こうにそういうことを出来るやつが居るってことだな。校舎と離れた隔離空間。そこにクラスが入る時間割。馬鹿だが阿呆じゃねぇ、これは何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」
轟くんの言う通りだ。…ただ大衆を引き連れた、と…まさか主犯格達以外はただのチンピラなのか…？
見た限り強い個性の人は余りいなさそうに見える。
「13号、避難開始。学校に電話通せ。センサーの対策も頭にある敵だ。電波系のやつが妨害している可能性がある。上鳴、お前も個性で連絡試せ」
「ウッス…！」
「先生は…！1人で戦うんですか！あの数じゃいくら個性を消すと言っても…イレイザーヘッドの戦闘スタイルは敵の個性を消してからの捕縛だ正面戦闘は…」
『緑谷くん』
彼の肩にぽん、と手を置いて相澤先生の言葉を待つ
「一芸だけじゃヒーローは務まらん。任せた、13号」
シュッ、と相澤先生は捕縛布を纏いながら飛んで行く。何となく、少しだけ不安になって
『今日の約束！忘れないで！！』
彼は"分かった"と言うように親指を立ててそのまま敵の方へと行ってしまう。
敵を縛り上げてぶつけ合う姿を見て少し安心した。
異形型も消してくれるのか、という問いに
「いや、無理だ。だがお前らみたいなやつの旨味は統計的に近接戦闘で発揮されることが多い！だからその辺の対策もしてる」
どんどん薙ぎ倒していく。やっぱり、プロだ。
「すごい…多対一こそ先生の得意分野だったんだ」
「分析している場合では無い！早く避難を！」
『先生…』
相澤先生が居なくなるのが怖くて避難が出来そうになくて広場をじっと見つめていると
「猫葉さん！」
緑谷くんに手を引かれクラスメイトの方へ向かった
すると黒いモヤが目の前に立ちはだかって
「初めまして、我々は敵連合。僭越ながらこの度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせていただいたのは、平和の象徴、オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして」
「は？」
「本来ならここにオールマイトがいらっしゃる筈。ですが、なにか変更があったのでしょうか。まぁ、それとは関係なく私の役目はこれ」
すると切島くんと爆豪くんが飛び出て攻撃した。
13号先生はブラックホールを2人が飛び出たせいで使えなかったんだ……！
「危ない危ない…そう、生徒と言えど優秀な金の卵…」
「ダメだ、どきなさい2人とも！！」
「私の役目は貴方達を散らして嬲り殺す！」
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ノト(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2022年11月14日 19時) (
レス) id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ノトさん» もちのろんですぅー！！ (2022年11月14日 18時) (レス) @page39 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - りんごさん» りんごさん、ありがとうございます！過去を振り切れた猫葉ちゃんがどう皆と接していくのか、良かったら見届けてください！ (2022年11月13日 21時) (レス) id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - めっちゃ好きですー！！1aのみんなとの絡みももっと見てみたい欲がでてくる！！！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page35 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - ちきみさん» ちきみさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2022年11月12日 0時) (レス) @page20 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノト | 作成日時：2022年11月9日 23時
