1話 ページ3
Aside
雑踏の中。私はとてとてと猫になり、歩いていると、人の悲鳴が上がる。間をぬって騒ぎの元を見に行くと辺りは燃えていた。
あれって……
どうしてヒーローは…
黒い人は……そんなことしなかった……。
「ヒーローなんで棒立ち？」
「手が出せないんだよ、中学生が捕まってんだと。もうずっとあのままさ。」
「つぅかあの敵、さっきオールマイトが追いかけてたやつじゃね？」
「オールマイト？嘘、来てんの？」
「なんか、ちょっと前に見たよ？」
「マジで！？」
「じゃあ何してんだ！？オールマイトは…！」
オールマイト…
名前が出た途端、目の前の金髪の人、リュックを背負った緑髪の子、2人から焦燥、自責の香りがする。
…どうして、誰も、何もしない…の……ｯ！
『……ｯ!!』
気が付けば走っていた。しっぽの先は燃えていた。
そんなの、知らない……！走れ！走れ……！！
『シフトチェンジ……ｯ!!』
「馬鹿野郎ーｯ！！！止まれ！！止まれーっｯ!!!」
「あの餓鬼共……ｯ！」
「デクぅ"…」
「っく"!!せいｯ!!」
彼がリュックを投げ、怯んだところを爪で引っ掻く
「かっちゃ"……!!」
「なんでｯ、てめぇが!!」
「足が！！勝手に！！！何でって、分からないけど!!」
「君が、助ける求める顔してた…ｯ」
!!…同じ、理由…!!
「や"め"ろ"……ぉ"ｯ」
「もう少しなんだから、邪魔するなァ"!!」
地面を強く蹴って跳ぶ。
「無駄死にだ!!自×志願かよ"!!」
多くのヒーローが飛んでくる、その中には、先程の金髪の彼がいた。
飛び蹴りをかますと同時に大きな爆発音がした。
「ぐぅぅ"…ｯ」
「本当に情けない……」
「『！！』」
「オール……マイト……」
彼は、とても震えながら攻撃を防いでいた。
「君に諭しておいて己が実践しないなんて…！
プロは何時だって命懸けぇぇ"!!」
「オールマイトぉぉ"!!」
「
辺り一面に旋風が巻き起こる。
彼の力がつむじ風を起こし、上昇気流が発生し雨が降った。敵も、火も、彼が全て。全て消してしまった。
……マスコミ陣が突入してきて猫の姿になり裏路地へと歩く。
緑髪の彼は、ヒーロー達にこっぴどく怒られていた。何で彼が出ていかなければいけなったのか、ヒーローらが忘れたのか知らないけど。
「あれ……猫少女が居ない…」
金髪の人……オールマイトがキョロキョロしていて、咄嗟に逃げた。
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ノト(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2022年11月14日 19時) (
レス) id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - ノトさん» もちのろんですぅー！！ (2022年11月14日 18時) (レス) @page39 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - りんごさん» りんごさん、ありがとうございます！過去を振り切れた猫葉ちゃんがどう皆と接していくのか、良かったら見届けてください！ (2022年11月13日 21時) (レス) id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - めっちゃ好きですー！！1aのみんなとの絡みももっと見てみたい欲がでてくる！！！ (2022年11月13日 21時) (レス) @page35 id: f9cc241d98 (このIDを非表示/違反報告)
ノト(プロフ) - ちきみさん» ちきみさん、コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！ (2022年11月12日 0時) (レス) @page20 id: 6f15257df8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ノト | 作成日時：2022年11月9日 23時
