二十本目の矢。 ページ22
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それから円堂はせっせと勧誘を続けた。
試合当日に最後の一人でならなきゃ
入らないと条件を押し付けて言った者、
新聞部から取材を受けたがコメントではなく、部員募集の宣伝をしてほしいと新聞部に言ったり、
相撲部員に「サッカーなど軟弱」などと言われながら土俵から弾き飛ばされていたのを、
一年の壁山、宍戸、栗松は相撲部室の外から隠れて見ていた。
「このままでいいの？」
隠れて見ていた壁山たちに木野が問いかける。
「サッカーがやりたいから、このクラブに入ったんじゃなかったの？」
その言葉に壁山たちは困ったように顔を見合わせた。
「みんなにとって、雷門サッカー部は一体なに！？」
「「「マネージャー…。」」」
「！ 分かってくれたのね！」
やっと分かってくれた、と涙目ながらに目を輝かやかせた木野だったが…
「…キャプテンそっくりでヤンス。」
「…俺もそう思った。」
「乗り移ってたッス、キャプテンが。」
一年たちの言葉にずるーっ、と撃沈した木野だった。
・
＿＿＿＿そして部活も終わり、夕方に。
円堂はいつものように鉄塔広場へとサッカーボールを抱えて駆け足で向かっていた。
「ん…、あれ？」
円堂の視線の先には豪炎寺とAが並びあって夕日を見ていた。
「豪炎寺！A！」
名前を呼ばれて振り向いた豪炎寺と(名前。)
円堂は2人の側に駆け寄った。
『やあ、円堂くん。
今部活終わったんだ？お疲れ様。』
「おう、ありがとな！」
「…A、行くぞ。」
豪炎寺はAの手首を掴んで、この場を去ろうとしたが、円堂はなんとか豪炎寺と会話しようとした。
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しぐれ(プロフ) - メルさん» ありがとうございます！頑張ります…！！！ (2022年8月8日 21時) (
レス) id: 62487e5d19 (このIDを非表示/違反報告)
しぐれ(プロフ) - 月夜 黒輝さん» 自分も対になる関係大好きです ﾍﾍっ！！ありがとうございます…！ (2022年8月8日 21時) (レス) id: 62487e5d19 (このIDを非表示/違反報告)
メル - これからの展開が楽しみです！応援してます！頑張ってください！ (2022年8月4日 22時) (レス) id: eb7870cb0c (このIDを非表示/違反報告)
月夜 黒輝(プロフ) - ふぉぉぉおおお 良いですね対になる関係、大好物です！更新できる時でいいので頑張って下さい！待ってます!! (2019年3月30日 5時) (レス) id: 7066949ba0 (このIDを非表示/違反報告)
しぐれ(プロフ) - ゆっきーさん» 長らくお待たせしてすみません…！頑張ります！ (2018年10月24日 21時) (レス) id: 1d4791c245 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しぐれ | 作成日時：2018年8月25日 21時
