マサイくんとの未来 (ページ4)

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散歩ページ4

弥生 Side

さて、結愛も機嫌がいいし、散歩に行こうかな。
抱っこ紐を準備してると、マサイくんが作業部屋から出てきた。

弥生：「お疲れさま。」
マサイ：「あれ？どっか行くの？」
弥生：「散歩に行こうと思って。」
マサイ：「俺も行こうかな。」

結局ベビーカーで、マサイくんと結婚する前に来た、大きな桜の木がある所に来た。
弥生：「結愛、暖かいねぇ。」
結愛：「うー。」
結愛も何気に返事している…気がする。

公園に着くと、マサイくんが結愛を抱っこした。
マサイ：「結愛、桜だよ。さ～く～ら、さ～く～ら、今咲き誇る♪」
若干モノマネして歌ってる。
結愛も笑ってるし。

弥生：「マサイくんのモノマネとかって、好きだよね。」
マサイ：「流石、俺の子ｗｗ」

公園で少し休憩してから、帰路へ。
結愛はベビーカーの中で眠っている。

マサイ：「この場所に子ども連れてまた来るとは、あの時思いもしなかったな。」
弥生：「そうだね。想像出来ないよね。」
マサイ：「てか、久々にゆっくり弥生と話したな。」
弥生：「確かに。」

マサイ：「最近、ちょっと寂しい…」

弥生：「ゴメンね。そろそろ夜もちゃんと寝てくれるようになってきたし、夜泣きが減ってきたら、ゆっくり出来るかな？」

マサイ：「何？期待していいの？」

弥生：「えっ？…ダメｗｗ」

マサイ：「何だよそれｗｗ」

弥生：「でも、撮影や編集で忙しいのに、毎日お風呂入れてくれたりしてありがとうね。」
マサイ：「どうした、急に。」

弥生：「ううん。こういった時じゃないと、ありがとうって言えないから。」
マサイ：「何か、改めて言われると照れるな…」

弥生：「ねぇ、甘えていい？」
マサイ：「ん。いいよ。」

私は、ベビーカーを押しているマサイくんの腕に自分の腕を絡めた。

マサイ：「赤ちゃんが二人になったなｗｗ」