マサイくんとの未来 (ページ15)

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Masai Side

リビングで編集をしていると、結愛がハイハイでやって来た。
歩いて来るのは、まだ難しいみたい。

マサイ：「こら！結愛。」

結愛は俺の膝の上に登り、PCのキーボードを触ってくる。

マサイ：「編集進まないって。」

弥生：「こら、結愛。パパの仕事の邪魔しないの。」

弥生が結愛を抱え上げると、

結愛：「ギャ～～～！！」
大泣きしてしまった。

マサイ：「しょうがねぇなぁ…」

マサイくんが操作して、

マサイ：「さぁどうぞ。」

結愛にPCを触らせた。
手でボタンを押すと音が鳴る。

～ドー・シー・ミー♪～

曲を作る時に使うアプリが、こんな時に役に立つとは。
結愛はすっかり上機嫌。

数分遊んで飽きたのか、スマホを見ていた俺の方に向き直った。

結愛：「パーパ！」

俺のスマホを取ろうとする。

マサイ：「結愛にはパソコン貸しただろ。」
結愛：「パー！」

結局スマホを取られてしまった。

マサイ：「ママ―、結愛がスマホ取ったぁ～！」
弥生：「私、子ども２人も産んだ覚え無いけどなぁ。ｗｗ」