KINGの彼は《K.Kawamura》

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「A、これ。」




数日後、壱馬くんに渡されたのは新しい制服だった。




『え、もう手続き終わったの？』


「おん、早めの方が良いと思って。明日から登校できるけど、どうする？」


『行きたい！わぁ〜、楽しみ。』




制服を抱えて、ありがとうって言うと鼻でふっと笑った壱馬くん。なんかちょっと今の笑い方バカにされた感じしたんですけど…。




陸「お、制服？ちょっと着替えてきてよ〜。」


北人「スカートは短めね〜」


『短めって？膝より7cmくらい上？』


陸「なんでそんな微妙な数字なの(笑)」


北人「もっと短くて良くない？パンツ見えるか見えないかくらい短いのが良いな。」


『壱馬くんは？』


「は？俺？、」


『うん、短い方が良いの？』


「……知らん、」


北人「うわ(笑) 逃げた(笑) A、多分 壱馬も短めが好きだよ。」


陸「こらこら(笑) でも俺もどちらかと言わなくても短め！」




スリートップがこんな調子だから、昂秀も変態になるんだ。




『ふーん、皆んなそういうもんなんだ。まぁ私はそこまで短くしないけどね。そういうのは彼女に頼んだ方が良いよ？3人とも。』


北人「彼女には履かせないよ。分かってないなぁ、Aは。」


『なるほど…、観賞用か、』


陸「いや 言葉のチョイス(笑)」


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