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アキラくんにマンションまで送ってもらって、
自分の家に帰らずに海青くんの部屋のインターホンを押した。



寝てるかな、と思ったけど勢いよく開いた扉に待ってくれてたんだと笑みが溢れる。






『ただいま。』



海青「お帰り……、手 どうやった?」



『んー?大丈夫、大丈夫。海青くんは?事務所の人に怒られなかった?大丈夫だった?』



海青「怒られはせんかったけど…、俺が連絡する前にAちゃんの社長さんから連絡いってたみたいで。」





とりあえず、上がり と言われて素直にお邪魔する。




『ごめんね、巻き込んで。海青くんは怪我してない?』



海青「しとらんよ。風呂どうする?入る?」



『あー…、シャワーだけ借りていい?服貸して?』




病院で痛み止めを飲んだけど思ったより痛くて、洗顔するのも頭を洗うのもだいぶ苦戦してかなり時間がかかった。


……今日からしばらくこの手と付き合うのかと思ったら面倒臭くてテンションが下がる。





下着をつけるのが1番難しくて着替えるだけでヘトヘトになった。さすがにドライヤーする気力も残ってなくて、濡れた髪のままリビングに戻る。





『ねぇねぇ、海青くん。包帯って巻ける?』



海青「適当でえぇなら巻けるとは思うけど…、うわっ さっきより色やばいやん。ほんまに大丈夫なん、これ。」



『大丈夫、大丈夫。思いっきり壁殴っちゃったからその代償(笑) でもさすがに髪の毛乾かせる気しなくて。包帯巻き終わったら髪 乾かして?』



海青「……別にえぇけど、」





痛くないか確認しながら優しく丁寧に包帯を巻いてくれて、髪も痒いところないですかーって私が今美容師さんの役してるからその真似しながら乾かしてくれた海青くん。


痒いところありませんか、って洗う時に言うことだからって突っ込んで笑い合ってさっきまでの時間は嘘みたいに幸せを感じた。




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設定タグ:THERAMPAGE , 武知海青   
作品ジャンル:恋愛
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makana(プロフ) - sakuさん» 海青くんのまじで少ないですよね!!もう自分で書いちゃえってなって書きはじめちゃいましたもん(笑)更新頑張るので楽しみにしていてください🙏✨ (2022年10月6日 17時) (レス) id: 4fca202c8e (このIDを非表示/違反報告)
saku(プロフ) - はじめまして。海青くんの小説あまり出会わなかったのですが、面白くて時折ニヤニヤとしながら読んでいました😄続きを楽しみにしてます! (2022年10月6日 10時) (レス) @page17 id: 1a1d53f4b1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:makana | 作成日時:2022年10月5日 22時

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