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貴方side

暫く彼と中庭で話し込んでいると城の鐘の音が鳴り響く

zm「もう12時か…早いな」
『そうだね。少し寒くなってきたし』

私のドレスはオフショルダーなため、肩や腕がかなり露出している
夜風が当たり度に冷えてきているのを感じ、思わず肌を摩る

すると彼が無言で軍服の上着を脱ぎ、私へと差し出す

『え』
zm「女の子が体冷やしたらあかんやろ」
『だ、大丈夫大丈夫!それにゾムさんだって寒くなっちゃうから』

そう言いつつも思わずくしゃみが1つ出る
彼はそんな私の様子を見て笑い、私の肩へと上着を掛ける

zm「俺は大丈夫や」
『…ごめんね、ありがとう』

まだ彼の体温で少し暖かい上着を羽織り直すと幾分か冷えが和らいだ

zm「そろそろ俺も行かなあかんから中、戻ろか」

こくっと頷き、彼の隣を歩いて城内へと戻っていく

大広間へ戻るとダンスが終わったにも関わらず、未だに多くの人々でごった返していた
彼とはぐれないように必死に人をかき分けているとその中から腕が伸びて私の手首を掴む

rd「やっと見つけた」
『あ、らっ』
rd「しー…ここで名前を言うなよ」

手袋をはめた手で口を覆われる
首を縦に振ると彼はその手を退けてくれた

rd「ずっとこの辺にいたのか?」
『ううん、中庭でね、ゾ…あー貴方の知り合いの方と』

そう言ってゾムさんをらっだぁと合わせようと辺りを見渡すが、彼の姿がどこにもない
はぐれてしまったのだろうか

rd「とにかくもう12時だから部屋に戻るぞ」
『待って、これをあの人に』
rd「はいはい、わかったから帰ろうなー」
『ねぇ、待って!』

抵抗も虚しく、ぐいと強く腕を掴まれ大広間を出て階段を上がり、部屋へと呆気なく連れていかれる

最後にゾムさんに一目会いたかったのに…

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そると(プロフ) - すみれいんさん» すみれいんさん、コメントありがとうございます!他のも読んで頂けてるなんて…嬉しすぎます…!更新頑張っていくのでぜひ最後まで読んでいってください!! (9月15日 18時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 面白そうなの見つけた!と思い読みました。ら、見た事あるお名前…他の作品も読ませていただいてます!!この作品も好きです!ありがとうございます!! (9月15日 16時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - ルルさん» ルルさん、コメントありがとうございます!様だなんて…恐縮過ぎます…作品を楽しんで頂けているのなら嬉しい限りです!!更新頑張りますのでぜひ最後までお付き合いください! (9月13日 20時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - めっちゃいい作品で作者さん誰かなーと思ったらそると様でしたか!とっても素敵な作品ですねー!更新頑張ってください!どうしてこんなにもいい作品がかけるのか私には到底書けないので尊敬します! (9月13日 20時) (レス) id: 3e22a0e0f9 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - yuriori12911さん» yuriori12911さん、コメントありがとうございます!コメント頂けるとモチベめっちゃ上がります…更新スピード上げていきますのでぜひ最後までお付き合いください! (9月13日 17時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そると | 作成日時:2021年9月13日 0時

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