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貴方side

『ねぇどうやってここまで来たの?舞踏会の時よりもずっと警備が厳しいはずじゃ…』

そう聞くと彼はくつくつと笑ってから答える

zm「俺、一応特殊部隊の隊長やからな?このくらいなら抜けれるわ」

さらっとそう言ってのける彼に目を丸くする

『…本当にすごい人なんだね』
zm「やろ?」
『ねぇ!らっだぁとゾムさんならどっちが強いの?』
zm「それは俺やな!」

即答する彼に思わず笑ってしまう
らっだぁが聞いていたらはぁ?って言ってキレてる姿が目に浮かぶ

zm「てかさっき見てびっくりしたんやけど、上着そんな丁寧に取っておいてくれたんやね」
『え、あ、あぁ…』

馬鹿正直にこれを見て貴方を思い出してた、なんて言えるはずもなく思わず言い淀む

『お、お返しします!ほんとにあの時はありがとう、すごく助かった』

ハンガーからとって彼へと渡す
彼は上着を受け取ってから何かを少し考えているように固まってから突然私の方へと顔を上げる

zm「なぁなぁ、何かアクセサリーってある?」
『アクセサリー?何でもいいの?』
zm「おん、もちろん」
『んー…じゃあこれでどう?』

そう言って自分の首からシンプルな銀色のネックレスを外す

zm「お、ええやん」

そう言って彼はそれをポケットへと入れてベランダの方へ向かう

zm「じゃ、また今度な〜」
『え、ちょゾムさん!ネックレス…』

思わず追いかけてベランダへと私も出ていく
夕暮れが傾いて私たちの影を長く伸ばしている

彼はくるっと振り向いて、恥ずかしそうにはにかみながら口を開く


zm「“次来る口実”って言ったらだめ?」
『だめ、じゃない、……』
zm「よかった。じゃまた今度な」

これ持って来るから、と言って銀色のネックレスの入ったポケットを軽く叩く

『わかった、気をつけて帰ってね!』
zm「ありがとうな」

彼は軽々とベランダの手すりを乗り越えたかと思うとあっという間に下の方へと消えていった

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そると(プロフ) - すみれいんさん» すみれいんさん、コメントありがとうございます!他のも読んで頂けてるなんて…嬉しすぎます…!更新頑張っていくのでぜひ最後まで読んでいってください!! (9月15日 18時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 面白そうなの見つけた!と思い読みました。ら、見た事あるお名前…他の作品も読ませていただいてます!!この作品も好きです!ありがとうございます!! (9月15日 16時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - ルルさん» ルルさん、コメントありがとうございます!様だなんて…恐縮過ぎます…作品を楽しんで頂けているのなら嬉しい限りです!!更新頑張りますのでぜひ最後までお付き合いください! (9月13日 20時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ルル - めっちゃいい作品で作者さん誰かなーと思ったらそると様でしたか!とっても素敵な作品ですねー!更新頑張ってください!どうしてこんなにもいい作品がかけるのか私には到底書けないので尊敬します! (9月13日 20時) (レス) id: 3e22a0e0f9 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - yuriori12911さん» yuriori12911さん、コメントありがとうございます!コメント頂けるとモチベめっちゃ上がります…更新スピード上げていきますのでぜひ最後までお付き合いください! (9月13日 17時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:そると | 作成日時:2021年9月13日 0時

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