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貴方side
『仮面舞踏会？』
王女の日常というのは案外つまらない
毎日朝から晩まで勉強をさせられ、とにかくお淑やかに、お上品に、と耳にタコが出来るほど言われ続ける
そんないつも通りのつまらない、ある日の昼下がり
らっだぁから突然にそんな言葉を聞かされる
『何それ、すっごく楽しそう！！』
rd｢楽しそうってお前なぁ…どんなのか分かってる？｣
手紙片手に呆れたような顔をして、彼はため息をつく
『仮面でしょ？仮面、仮面舞踏会…』
rd｢この前勉強したところですけど？？｣
『…』
rd｢まさかまた講義抜け出したんじゃ｣
『あぁぁぁ！！お母様には絶対言わないで！！』
慌てて彼の言葉を止めようとするとまたも彼はため息をつく
rd｢もうめんどくさいから言わないけど｣
『よかったぁ…』
rd｢何も良くないからな｣
『まぁまぁまぁ。で？仮面舞踏会って何？』
rd｢…説明今からするからちゃーんと聞けよ｣
『はーいらっだぁ先生』
rd｢仮面舞踏会は仮面をつけ、身分素性を隠して行われる舞踏会のことだ｣
『身分を隠して…っていうことは好きなだけ遊んでもいいの？！』
rd｢まぁそうだけど…｣
『やったー！いつもの窮屈な舞踏会とは違うのね！』
はしゃぎかけた私を制止して彼は手紙に再度目を落とす
rd｢ただし、今回の舞踏会には我が国だけじゃなくて同盟国からも人が来る。どういうことかわかるよな？｣
『…新しいお友達を作る？』
rd｢いやそれはそうだけど…じゃなくて王女の名に恥じぬような振る舞いを｣
『でも身分は隠すんでしょう？』
rd｢……まぁはい｣
『じゃあいいじゃない！』
目を輝かせる私とは真反対にらっだぁは肩をがっくりと落としてため息をしながら目頭を抑える
『ため息し過ぎると幸せ逃げちゃうよらっでぃー』
rd｢誰のせいだと思ってんすか｣
『え？私？』
rd｢当たり前だろ！！｣
そんなこんなで私はロレーヌ主催の仮面舞踏会に参加することとなった
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そると(プロフ) - ねぎとろさん» ねぎとろさん、コメントありがとうございます！楽しんで頂けて嬉しい限りです…！更新頑張りますので最後までぜひお付き合いください！ (2021年12月12日 22時) (
レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ねぎとろ(プロフ) - めちゃめちゃ好きです！小説の書き方もすごく読みやすくて… 次の更新楽しみにしています！ (2021年12月12日 22時) (レス) id: 7227117f9d (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - ルアさんさん» ルアさんコメントありがとうございます！ずっとずっと更新滞らせてしまっててすみません…今日中に更新しますのでお待ちください、！！ (2021年12月12日 12時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
ルアさん - なぁんだ！僕の性癖を難いさせた神作品かぁ…！ (2021年12月10日 22時) (レス) @page17 id: b5934403b4 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - すみれいんさん» すみれいんさん、コメントありがとうございます！他のも読んで頂けてるなんて…嬉しすぎます…！更新頑張っていくのでぜひ最後まで読んでいってください！！ (2021年9月15日 18時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そると
| 作成日時：2021年9月13日 0時
