職場の後輩くんが何かおかしい【wrwrd】

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貴方side

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

ｶﾞﾁｬ
shp「いらっしゃい。上がって」

『ほーい』

ノンアルの缶と煙草を入れたコンビニ袋を揺らして家へと上がる

今日は土曜

一旦互いに家に帰ってから私が彼の家まで来た

宅飲み&喫煙をしつつ、泊まらせてもらって明日はどこかへ出かけるらしい


家の中は綺麗に整頓されていた

紺色のソファの前には低めの茶色のテーブルが置いてあり、その上には食べかけの夕飯や吸いかけの煙草などがあった

shp「先、食べちゃってました」

『全然いいよ〜』

彼の隣に座って買ってきたノンアルをカチッと開ける

shp「じゃ乾杯」

『かんぱーい』

ふわりとレモンの香りが鼻を擽る

やっぱ氷.零良き

shp「…ノンアルなんすね」

『そりゃ酔ったら迷惑かけるからねぇ』

shp「別にいいからこれ飲んで」

そう言って彼が飲んでいた日本酒が前に置かれる

『ちょ、日本酒は厳しいわwwてかショッピくんって酒強いんやね』

shp「まぁそれなりには。日本酒よく飲みますよ」

『はえーすっご…絶対無理や…w』

袋からラークを取り出して火を付けて吹かす

『因みにそれ何度？』

shp「16度っすね」

『たっか…』

私が飲めるのは5度、精々6度が限界だ

それでもちびちび飲んでいるレベル

…この人さては酒豪やな

shp「で、飲みません？」

『飲めません』

shp「じゃあこっちは？」

普通の缶チューハイが取り出される

まぁこれなら…

『いいよ』

そう言って開けて飲み始めたその缶に

度数9%と書かれていたのに気づいたのは

もう時既に遅いときだった

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