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shp side
それから数週間が経ったある日
『夏、祭り…?』
shp「うん。…一緒に行かへん?」
相変わらず少し遠くなった百鬼先輩との距離を縮めたくて祭りへと誘うことにした
暫くの間が空いてから彼女は笑って頷いてくれる
『ええよ。行こう』
shp「ほんまに…?」
『勿論!浴衣とか着る?せっかくの夏祭りだし!』
shp「あ、はい。じゃあ○○駅集合でいいですか?」
『おっけー了解』
そう言って彼女は自分の席へと戻っていく
shp「……先輩の、浴衣…」
似合わない訳がない
日本人らしい長くて綺麗な黒髪に青っぽい目
京美人な白い肌、華奢でなで肩
想像しただけで顔が赤くなりそうになる
だが、そんなのも後ろからの一言ですべて壊れた
cn「あれ?ショッピ先輩!先輩の浴衣って誰の事ですか?」
流石に周りに配慮してか、多少小声なものの明らかに俺には聞こえるように言ってきている
shp「…誰でもいいじゃないっすか」
cn「ふーん…じゃあAの事、俺が祭りに誘ってもいいですよね?」
shp「っ!…いつの間に呼び捨てになってん。それも下の名前で」
cn「んー?さぁ。でもこれがショッピ先輩と俺との"差"なんじゃないですか?」
煽るように口角を上げて言ってくる姿に振り回されぬように落ち着きながらゆっくりと口を開く
shp「……まぁ何でもいいですけど、先約は俺なので。」
cn「…」
shp「じゃあ、また」
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そると(プロフ) - タユさん» た、タユさん…!!お久しぶりです!まさか見てくださっていたとは…次作もがんばりますので是非お付き合いください!! (2019年8月10日 12時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
タユ(プロフ) - 完結おめでとうございます!本当に毎回興味を惹かれる作品を書かれていて、本当に尊敬しています!この作品も終わり方が本当に好きで、こうなったらいいのにな、って思いながら読ませていただきました!次作も楽しみにしています! (2019年8月10日 12時) (レス) id: 2a27eba7c0 (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - みどりさん» コメントありがとうございます!ほんとすぐ書きたくなる人で……是非これからもお付き合いください…! (2019年8月10日 10時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
みどり(プロフ) - 完結おめでとうございます!そしてお疲れ様でした!もう次作が,,,仕事がお早いようで! これからも頑張って下さい!! (2019年8月10日 10時) (レス) id: b3efc05a2a (このIDを非表示/違反報告)
そると(プロフ) - 音斬湊さん» コメントありがとうございます!なんだかこんなグダグダですみません…これからもゆるゆる書いてるので是非ご覧ください! (2019年8月10日 10時) (レス) id: 018c79fc19 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そると | 作成日時:2019年7月18日 6時