*任務中の出会い* ページ5
No side
炭治郎と善逸に口付けと朝の挨拶を終え、任務に向かうA
「カァァァァッ!北西!北西ニ向カウノヨ!!カァァァァッ!!」
鴉特有の鳴き声を鳴らし彼女の上を2周、3周とグルグルする、少し上品な話し方をする鎹鴉の名は、
アナト。
ウガリット神話に出てくる、愛と戦いの女神から取った名前だ。
なぜこんなことを彼女が知っているかというと、彼女は3歳から10歳までシリアや、イラク、イギリス、フランスなど数々の国を年一で渡っていた。
祖父母と渡っていたらしい。
そのウガリット神話は、シリアの地中海岸にあった古代都市ウガリットに保存されていた神話らしい。
『ここですね〜。何だか人気が少ないような気がします〜…
アナト、情報は〜??』
ア「カァァァァッッ!ココノ村ハ呪ワレタ村ト言ワレテイルワ!!村ノ人々ガ次々ニ失踪シテイルノヨ!!
情報収集シテ夜マデ待ツノデス!」
『う〜ん……そうねですね〜。でも、早く着きすぎましたね〜。まだお昼すぎですよ〜』
ア「鬼ハ複数体ノ可能性アリ!数百人ガ消エテイルノヨ!」
北西に向かって歩くこと数時間、着いたのお昼すぎ。
Aが言った通り、この村には人通りが少ない。
お昼だと言うのに、道を歩いているのは十数人ほど。
鬼に怯えきった村の雰囲気は薄暗く、どんよりとしていた。
『そこの方〜』
少し早歩きをして、道を歩く少女に話しかける
「びゃぁ!?お、おおお鬼!?!?」
するとその少女は、悲鳴をあげて腰を抜かしてしまう。
『違いますよ〜。私はその悪い鬼達を退治するために来たのですよ〜。だから、お嬢さん、安心してくださ〜い』
Aは彼女と同じ目線になるように座り、少女の頭を撫でる。
するとその少女の瞳からは涙が溢れ出てきた。
ぐすん、ぐすんと静かに涙を流している
『お嬢さん、何があったのか私にお話してくれますか〜?』
「は、はぃ……ぐすっ、勿論です……」
少女は小さく頷き、近くにあったの甘味処に移動する。
『ゆっくりでいいのでお話してください〜』
Aは少女の手をとり、優しく撫でた
*
大正コソコソ噂話
炭「Aさん、実は暗いところが苦手らしいです。」
善「苦手なのに、顔に出さず任務に行くとか本当尊敬」
炭「お前は、もう少し任務に積極的になった方がいいと思うぞ!」
善「うるせぇ!!!」
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フレフレ組尊い(プロフ) - 話し方が無理 (2020年6月25日 12時) (レス) id: 31d94156fc (このIDを非表示/違反報告)
五十嵐 夏目(プロフ) - ぴぇんさん» 分かりました。リクエスト承りました (2020年6月8日 21時) (レス) id: 1227add740 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぇん - 返信ありがとうございます!リクエストなんですが柱の飲み会…みたいな感じがみたいです!よろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ (2020年6月8日 20時) (レス) id: cc6da06cf4 (このIDを非表示/違反報告)
五十嵐 夏目(プロフ) - ぴぇんさん» ありがとうございます!地道に更新していきます笑 (2020年6月7日 20時) (レス) id: 1227add740 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぇん - あ、好きこれからも応援してます!更新頑張ってください! (2020年6月7日 16時) (レス) id: cc6da06cf4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五十嵐 夏目 | 作成日時:2019年9月9日 2時