濡羽色審神者の本丸。【刀剣乱舞】

13,仲良くなりたい。 ページ14

『っと。書類整理終わり！』




加州に部屋を追い出されてから、結構時間がたった為、私は審神者の仕事、一日の報告書を書いていた。

空には星が見える。
もうそんなに経ったのか……


今日は急な事が多すぎて、大変、一日が早く過ぎた。




『何なのだろう。』





急に連れてこられてから1日。慣れてきたので色々なことを考える余裕も出来た。

明日学校どうしよう。だとか、宿題は出ていたかな。とか。

たわいもないことも考える事が出来る。広い部屋に一人、寝っ転がり、一息ついた。


1日、敬語だったので物凄く疲れた。

実は私。あまり敬語が好きではない。

理由は、キャラが違うくなってしまうから。

敬語を使っている時は、堅いイメージになると友達にも言われた。しかも、笑顔も無くなるらしい。




『無愛想な奴と思われてるだろうな…』




私はこーんなにも愉快なのに！と思いながら背伸びをする。




『加州清光か……私が……主……』





『フヒヒッ』と笑う。
主と呼ばれることが今更になって、とても嬉しく感じてきた。



『とっても綺麗な刀だった…私が……主……！いっぱいいっーぱい！愛してあげるんだ！』


そう叫んだ瞬間、部屋の外から音がした。




『誰…！』

加「ご、ごめん主……！夕食だよって呼びにきて…！」


襖を開けると顔を赤らめた加州が立っていた。



『もしかして…聞いて…ました…？』

加「い、いや〜…………ｺｸﾝ」



こ、こういう時の対処法を私は知らない…！

2人一緒にあたふたしていると、加州が会話を持ち出してくれた。




加「あ、主にお願いなんだけどさ……」

『は、はい！』






加「良かったら、敬語なしで話してよ。
後、清光って呼んで欲しい…」

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