豊臣軍の場合 ページ5
何をとち狂ったのか、かの有名な武将である
豊臣秀吉は私に一目ぼれしたらしい
豊臣秀吉といえば
女好きで有名だったけど
これで結月がコッチに来ていたら
確実に求婚を迫られていただろう
「えっ、城下町に行きたい？じゃぁ、俺も、」
「秀吉様は仕事があるでしょう？」
「あ、明日まとめてやるよ！」
「そう言って今日までこんだけため込んだのにですか？」
「うっ。」
「はーい、じゃぁ僕と官兵衛が行くよ！ね、いいでしょ？」
『一人で行かせる気はないんだね。』
「貴方、先日の事を忘れたのですか。」
『いや忘れてねえよ。ストーカーだろ。結局、そこの猿が原因だったんじゃんか。三成の監視が緩かったんじゃね。』
「わ、私が悪いっていうのですか！…大体前から思ってたのですが、その口調改善したらどうですか。将来は、秀吉様の奥方になるのですから。」
『お前こそ耳年増なわけ？私はそこの猿と結婚しねぇって。いい加減にしないとその眼鏡指紋だらけにすんぞ。』
「よくそんな地味な嫌がらせを思いつきますね！？」
『うるせえ眼鏡かち割んぞ。』
「子供ですか！」
「では、貴方の好みは何なのだ。」
「おー、官兵衛の口から好みって言葉が出てくるなんて！」
『え、何、この恋バナ空間。修学旅行かよ。』
『あー、んじゃまぁ、とうきちかなぁ。』
「「「(人じゃない)」」」
「キキッ！」
『おーよしよしとうきちは可愛いねえ。』
「とうきち。」
「ひ、秀吉様？」
「お前とはもう絶交だ。」
「キィッ！？」
『大人げないぞ、秀吉。』
「だって！俺の方が好きだもん！」
『駄々っ子かよ。』
「じゃあ俺の事誰よりも好きって言ってよ！元の世界に帰らないって約束してよ！」
『めんどくせー(めんどくせー)。』
「Aちゃん、口に出ちゃってるよ。」
『でもさ、これ三成の教育のせいじゃん？』
「な、何でですか！」
「いやぁ、でもよ、秀吉って昔から結構子供っぽいとこあったぞ？」
『寄るな利家。汗が飛んでくる。』
「ん？わりーわりー。」
『これだから！脳筋は！』
『それよか、あのみっともなく畳の上で駄々をこねてるガキをなんとかしろよ。』
「Aちゃんが秀吉様を好きって言えば一発だと思うな―。」
「確かに。」
「ええ。この際嘘でも構いませんから言ってあげてください。」
「(チラッチラッ)」
『仕方ねえな。秀吉、…とうきちの次に好きだよ。』
「貴方には人の心はないのですか！」
「見事に引きこもってしまったな。」
『めんご。』
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おこめ(プロフ) - 瀕死の弱者さん» コメントありがとうございます。おっと、大草原ですな、除草剤を撒きましょう。ちなみに戦刻モーニングブラッドは現代に住む一般的な男子高校生が主人公で戦国武将達(女子)とラブコメするゲームです。おこめが考えました。 (2019年11月3日 23時) (
レス) id: 59f0fac7fa (このIDを非表示/違反報告)
瀕死の弱者(プロフ) - いや、プロローグから面白いｗｗ戦刻モーニングブラッドってなにｗｗｗ確かにナイトの反対だけどｗｗ (2019年11月3日 20時) (レス) id: c78dd6231e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おこめ | 作成日時：2019年6月9日 22時
