___ 廉 。 ページ26
廉side
俺は、やっぱりもう諦めるしかない。
だって、俺がおったところで
Aは何も幸せやない。
…俺の出る幕は無く、
ただもう一度、２人があの頃の様に
幸せでおれるよう、見守るだけや…
…Aには心から笑っていてほしい。
幸せでおってほしいから…
変わったな、俺も。
Aと出会う前の俺やったら、
俺が結ばれる事しか考えられなかっただろうに。
紫耀と解散してすぐ、Aに電話をした。
…呼び出し音だけが鳴り、
Aは出んかった。
それから何日後かに再度電話すると、
今度は呼び出し音さえ鳴らず、
“現在使われておりません”となってしまう…
紫耀にも、言われた。
“Aに電話しても繋がらんどころか、
番号変えられてしまった”と…
オフの日にAが働いてた店に行くも、
店自体閉店している。
携帯と、この店以外…
俺はAとの繋がりも無ければ、
Aの事を何も知らない…
もう本格的に諦めていた。
それなのに…
昨日、やっと大阪でAと出会った。
もう、俺ら運命やないの？
お互い連れてこられた飲み会で
初めてAに出会い、
その日で終わりかと思ってた矢先に
Aの職場での撮影。
結局どこにいても、俺はAと繋がれる。
だからこそ…
…今度こそ絶対、俺のもんにしたい。
もう、Aを失いたくない…
とりあえず、おじさんに俺の連絡先を
Aに渡してもらおう。
そう決意し、トイレから戻ると…
「廉くん!!」
「わ、びっくりした。
どうしたんすか？そんな険しい顔して…」
「あんな…」
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愛美(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます( ;_; )更新頑張ります!! (2018年3月4日 19時) (
レス) id: 4987126d8b (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 大量更新まってます (2018年3月3日 11時) (レス) id: e867817dd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛美
| 作成日時：2018年1月16日 20時
