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だけど、そんなふわふわとした空気感は、長くは続かなかった
「なあ、和也。急で悪いんだけどさ、どこに降りるか今すぐ決めてくれねえ？」
「はい？」
あまりにも端的過ぎるその言葉に、説明を求めてじっと僕を見つめてきた和くん
流石に自分でも言葉足らずだと思ってたんだろう、翔くん頼む、と智くんからもお願いされてしまった
「えっと、さっきの智くんの話の続きになるんだけどね。ジュンの星の精霊としての力は失われてしまったから、これ自体、そう長くは保たないんだ。アポロが言うには、僕たちが今使う分くらいは何とかなるだろうって話だけど・・・」
「ああ、成る程ね。つまり、急に動かなくなる可能性もあるってことですか」
「うん」
「おお、分かりやすい。翔くん流石だな」
感心したような智くんの発言に、それくらいちゃんと説明しなさいよ、と呆れたように溜息をつく和くん
大体あんたはさあ、とそのまま何やら止まらなくなりそうな様子に、智くんは慌てて遮るように言葉を被せる
「と、とにかく！このまま遠くまで移動するには危険過ぎるし、かと言って、適当な場所に降りるって訳にも行かねえだろ」
「そこはまあ、分かりますよ。でも、その決定権を、どうして俺に？」
「俺と翔くんは後から来たじゃん。ここが今どの辺りかなんて分かんねえから、決めようがないし。それにお前の事だから、元々ある程度は目星つけてんじゃないかなって」
違ったか、と首を傾げた智くんから、さっと目線を逸らす和くん
一瞬の逡巡の後、申し訳なさそうに眉を下げながらぽつりと口にしたのは、僕には耳馴染みのない地名だった
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しゅり(プロフ) - きよさん» きよさん、最後までお付き合いいただきありがとうございました！ 出来るだけハッピーエンドを迎えられるように、と思っていたので、そう言って頂けて嬉しいです。型破りな自由奔放神父様を感じて頂けてありがとうございます笑 素敵なコメントありがとうございました！ (2021年2月13日 19時) (
レス) id: 9366a89cfd (このIDを非表示/違反報告)
きよ(プロフ) - しゅりさん、完結おめでとうございます。アポロ様どうしたらいいか解らなくなってたんですね。ちょっとツンデレ気味？智くんの神父様は、何にも縛られない智くんならではの素敵な神父様なんだろうなと納得です。潤くんも生まれ変わって、みんな幸せで良かったです。 (2021年2月9日 20時) (レス) id: d9af776466 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅり
| 作成日時：2021年1月19日 18時
