第292話 応接間には。 ページ21
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次の日の朝、本来ならばこのまま新婚旅行に行くのだけれど、僕達の仕事の都合上、それは八月末になった。
今は、シェアハウスに戻ってみんなで話していた。
宮野「二人共お疲れ様〜…。綺麗だったよ〜!Aちゃん!それに、いつも可愛い翔太くんがかっこよくなっててお兄さんちょっと泣きそうだったよ〜。」
蒼井「ありがとうございます!嬉しいです!」
鈴村「ほんま、一時はどうなるかと…。」
谷山「うんうん。」
蒼井「すみません。心配をおかけして…。」
下野「ま、こうして夫婦になれたんだし、良かったんじゃない?」
貴「はい!」
僕達が話していると、社長に応接間に行くように言われた。なんでも、僕達のことを待っている人がいると…。
蒼井「…。」
貴「…。」
二人で顔を見合わせたあとにゆっくりと応接間の方に足を向けた。
蒼井「失礼します。」
ノックをし、一礼をして中に入った。
そこには僕の家族と、安室さんがいた。
蒼井「あ!」
安室「こんにちは!見てたよ!かっこよかったね〜!僕達もそっちの部屋に行こうか迷ったけど、流石に入りずらくて…。」
蒼井「あぁ〜!ありがとうございます!来てくれて!」
僕達が話に花を咲かせている時、Aも僕の母さんと話していた。
蒼井「…。」
安室「…?」
蒼井「…ふふッ…。」
安室「…クスッ。翔太くんはほんとに、変わらないよね〜…。」
蒼井「え…?」
安室「ううん。…まったく、何に対しても一途なんだから。…あ!そうだ、ここにいる全員で、写真撮ろうよ!」
蒼井「あ!それいいねー!撮ろ!」
すると父さんが張り切ってカメラを出した。
翔太父「よし!新郎新婦は真ん中な!」
そして、数枚とったこの写真は、僕の宝物になった。
少し話すと、みんな福井に帰ってしまった。
第293話 新婚旅行→←第291話 本編に戻りました!またもやピンクです。最近多くてすみません。
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ゆるゆるるるる(プロフ) - ヴァンパイアのお話と繋がってるんですね!凄かったです!この小説を読ませていただきながらボロ泣きしていました……これからも頑張ってください!! (2017年3月22日 0時) (レス) id: 61eed14801 (このIDを非表示/違反報告)
緋澄(プロフ) - しーちゃんんん!!完結おめでとう!!!!!ラスト、すっごく良かったよ!!次のお話も読むね!! (2016年9月28日 7時) (レス) id: bdb3729c29 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゐみん(プロフ) - 完結おめでとうございます!すごく良い作品で、超愛読させてもらってました!!!!!次作も楽しみにしてます! (2016年9月19日 8時) (レス) id: d20b8ac115 (このIDを非表示/違反報告)
一松大好き - 初めまして、一松大好きと申します。完結おめでとうございます。 (2016年9月19日 5時) (レス) id: 947c26b20a (このIDを非表示/違反報告)
アリス - 最先端の消しゴム(−_−;)さん» 完結おめでとうございます!詩の方も喜んでもらえたみたいで良かった〜(*´∀`)これからも友達としてよろしくお願いしますっ!アリス(・ω・) (2016年9月19日 4時) (レス) id: ad01cac25d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:最先端の消しゴム | 作者ホームページ:
作成日時:2016年8月25日 20時