男性恐怖症の私が株式会社Ｓに入り、 翔太と、ずっとこれから一緒にいます。

第286話 楽しみだ…！ ページ11

貴｢…？ここは…？｣

僕達は今、ある建物の前にいた。

蒼井｢…うん。もう少し遅くてもいいと思ったけど、やっぱり、早めの方がいいかなって…。｣

来たのは、結婚式場や、スケジュール、進行をいろいろ考えてくれる保険プランもあるところ。

貴｢…うん。そうだね…。｣

蒼井｢行こうか。｣

貴｢うん！｣

僕達は中に入った。


中に入ると、案内さんが席に誘導し、いろいろなことを考えてくれた。

案内｢…では、このような形でいいでしょうか？｣

蒼井｢はい！｣

案内｢これから、いろいろな進行をさせていただくので、少々お時間がかかりますが…。そうですね…。今空いてる分ですと…。8月11日と、9月10日、12月16日が空いております。｣

その言葉を聞いて、僕達ふたりは顔を見合わせた。

もちろん、答えは一緒だった。

蒼/貴｢8月11日で。｣

こんなことは無い。誕生日と、結婚式ができる日程が重なるなんて…できすぎた話だ。でも、それでも…。凄く、嬉しい。

案内｢かしこまりました！では、早速予約をしておきます。これからお客様にはいろいろとお聞きしないといけないことなどがございますので、お時間を取らせてしまう可能性がございます。ご了承くださいませ。｣

蒼井｢あ、はい。｣

案内｢それでは、今日のところはここまでと致します。お出口までお送り致します。｣

その一言で、僕達は安心して相談所を出た。

帰ってから、社長にそのことを話し、スケジュールを調整してもらった。

社長との話を盗み聞いていたマモ兄が、シェアハウスの全員に言いふらし、僕達は全員から質問攻めにあってしまった。

…当日が楽しみだ…！

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