最年少 . 【 3 】

再び ページ11

…





はぁーっ、




また始めちゃった。





自分の左腕を見てみれば、血がじわじわと出てきている。





右手にはカッター、






自傷癖がまた、







武者修行の時にやって、やましょーさんにバレて





まぁ、何とかリスカしなくなったわけなんですが、






また癖が、、、





分かってるんだよ自分でも、しない方がいいって事くらい






＿＿＿＿＿＿＿＿

※ ス「」→ スタッフ




仕事の合間、廊下を歩いていると聞こえたスタッフさんの話し声。






ス「Aちゃんってまだ居たんだね〜」




え、、？





ス「あーね」




ス「アンチ凄いんでしょ？やめたらいいのに」




…っ。




ス「どういうコネ使って入ったんだろうね」





ス「ほんとそれ笑笑」





コネで入ったんじゃねーよ。

何も知らないくせに好き勝手言ってんじゃねえよ





でも、実際アンチはまだある。

デビュー当時よりもは減ったけど







堪えきれなかった、けどメンバーに相談するにしてもこんなくだらないことで相談するなんてバカバカしい。




切りたい





そう思ってしまった。





寮に帰る途中





慎「A、なんかあった？」





『へ？』




慎「いや、なんかいつもと違うな〜って思ったから」




『なんもないけど…？』




慎「ふーん、ならいいや。なんかあったら言えよ？」





『あ、うん笑笑』






まこつに怪しまれました。



流石。としか言い様がない




＿＿＿＿＿＿＿＿






ってことがあって、自室で腕を切ってるわけですよ。








血がまた、じわじわと。





普通の人は変って言うかもしれない。


でも、腕を切ることで血が出てくるのを見て




" 生きてる " って実感が湧く。





するとだんだん近づいてくる足音。






やっべ、、腕どうしよ





「(コンコン)」





「A〜入るよ〜？」



ちょ、まっt、、、


「(がちゃっ)」









おわった。

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