君だけをずっと愛してる (ページ4)

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翔太side
俺は、ふと目を覚ました

白い天井が見える…ここは…??

当たりを見回しようやく把握した

翔太「そうだ。俺、舞台練習の途中で倒れて…」

そこからの俺の記憶は勿論ない

そして、俺は先生から話を聞いた

“白血病”だってこと

翔太「俺、死ぬのかなぁー…」

なんて言ってると

さやか「翔太が死ぬわけない!!!!」

声がした方を見ると愛しの可愛い大好きな彼女のさやかの姿があった

手には綺麗な花束を持ってる

翔太「さやか」

さやか「私の事置いて死んだら、絶対に許さないんだからｯ!!!!」

そう言うさやかの目には涙が溜まってる

翔太「泣くなよっ…」

さやか「泣いてないもんっ…」

翔太「強がりのくせに」

さやか「うるさいっ」

俺がさやかの事置いて、死ぬわけないじゃん??

っていうか死んでたまるかよ

さやか「花束、綺麗でしょっ」

翔太「うん、綺麗。さやかが買ってきてくれたの??」

さやか「うん。涼太に教えて貰ったから」

翔太「何を??」

さやか「青い花束の花言葉…“永遠の愛”」

そう言って笑顔を見せるさやか

翔太「っ……さやか……」

俺はたまらずさやかを抱きしめた

さやか「ふふ、びっくりした??」

翔太「うん、びっくりした(笑)」

さやかはじっと俺の顔を見つめる

さやか「ねぇ、翔太。私翔太とこの先将来も未来も緒にいたい。翔太の事支えるから。だから……私と結婚して下さい」

まさかのさやかからのプロポーズ

さやかはいつの間に買ったであろう指輪を出して俺の指にはめて自分の左手の薬指を見せた

翔太「さやか、ありがとう。ずっとよろしくな」

俺は泣きながらさやかの頭を撫でて、頬を撫でてもう一度抱きしめた

さやか「病院で、プロポーズもどうなんだって思ったけどね(笑)」