君だけをずっと愛してる (ページ3)

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辰哉side
今日は皆で、舞台のレッスンをしている

ﾊﾞﾀｯ

すると急に大きな音と共に翔太が倒れた

皆がすぐ、翔太のそばに駆け寄る

大介「翔太!?翔太!!」

亮平「翔太大丈夫!?」

見ると翔太は血をはいていた

辰哉「……!?」

照「だて様、救急車!!」

涼太「分かった…!!」

それからすぐに、救急車が来てだて様が一緒に乗り込んだ

辰哉「……翔太、血吐いてた」

照「翔太なら、きっと大丈夫だよ」

皆、やっぱり翔太の事が心配なんだ

勿論、俺だって……

今日のレッスンは中止になり俺達はすぐに病院に向かった

病院に着くと、手術室の前のソファに座ってるだて様を見つけた

大介「だて様、翔太は…??」

辰哉「大丈夫なの??」

涼太「まだ、手術中だから分からない」

照「あ、さやかには??連絡どうする??」

ふと、照がそう言った

そうだ、さやか…翔太の愛する彼女

涼太「さっき連絡したよ」

しばらくして《手術中》の点灯ランプが消えた

そして、すぐに先生が出てきた

医者「渡辺さんの関係者の方ですか??」

辰哉「はい、そうです。あの翔太は…」

医者「渡辺さんは、“白血病”です」

先生がいろいろ話してたが俺は全部頭に入らなかった

それから皆で翔太の入院部屋に行った

翔太は綺麗な顔で寝てる

涼太「翔太、早く目を覚まして…」

亮平「翔太……」

辰哉「目、覚ましてくれよ。翔太」

俺達は翔太が目を覚ましてくれる事を願い、この日はとりあえず帰る事にした