Love Short WESTories (ページ41)

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それから、2年会えなかった時間を取り戻しているかのような楽しい時間が

あっという間に過ぎていった。

でも照史はうちが行きたいって言ったらどこでも連れてってくれたけど、

話しかけても曖昧な返事ばかりで、どこか上の空だった。

そりゃそっか。

やってほんとは好きな人と来る予定やったんやもん。

そんなことを考えて勝手に落ち込むうち。

…さっきの出来事で少しでも期待した自分がバカみたい。

そんなことを思っても自分を沈ませる原因にしかならなくて。

…あー、もおっ！！こんなじめじめしてたってしょうがない！

もとから結構ポジティブ思考なうちはくるっと思考を変えて、

照史の恋を素直に応援することにした。

…えっ、切り替え早すぎるって？ええの、そうでもしないとやってけへんねん。

相変わらずぼーっと焼きそばを食べている照史にいきなり爆弾を投下する。

『ねぇ照史。』

桐山「んー？」

『照史の好きな子ってどんな子なん？』

桐山「はっ、はぁ？！」

うちが何食わぬ顔でそう聞くと、さっきのぽけーっとした照史はどこへやら、

急に顔をリンゴにして、目をまん丸にして勢いよくこっちを向いたかと思うと

その衝撃で焼きそばを落としそうになってた。

…分かりやすすぎんねん、照史は。

桐山「それ…言わなアカン？」

『アカンの！ええやん、うちと照史の仲やろ～？』

わざとらしく明るく言うと、困ったように頬をかく照史。

照史を困らせてるっていうのは自分でも分かってる。

でもそれを聞いたら、あぁ、うちは照史の好きな子には敵わへんねんなぁ、

って思えて気持ちよく諦められると思うから。

…そんな自分勝手な理由で照史を困らせてる自分にちょっと呆れてる部分もあるんやけど。

うちがそんなことを考えている間に照史は決心したみたいで、

よっしゃ分かった、話したろ！と言って意気揚々と喋り始めた。

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1週間も間が空いてしまいました…すみません！

続きのお話が思い浮かばず、まぁいわゆるスランプってやつですね。

でももう脱しました！…と思うので、バンバン更新していきたいと思います！

あっ、小瀧くんどーしよ……またまたスランプの予感…汗

いや、でも桐山くんのお話は近いうちに完結させようと思っておりますのでお楽しみに！

以上、あんずでした！

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