Love Short WESTories (ページ12)

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Daiki.S〈初メンバー〉ページ12

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今日はメンバーに初めて彼女を会わせる日。

いや、彼女が物静かなええ子やったら

「俺の彼女かわええやろ！」って自慢するだけで終わるんやけど、

俺の彼女は…

『あー、今からジャニーズWESTに会えるのか～！！』

って目キラッキラさせてピョンピョンしとる。

いや、そういうとこもめっちゃ可愛いんやけど、今だけはとてつもなく憎ったらしく見える。

てか俺もジャニーズWESTですけど？

メンバーもいいやつばっかりやからほんまは絶対に大丈夫やって分かってんねんけど、

それでもやっぱり心配になる。

今はなんとなくオトンの気持ち分かる気ぃするわ笑。

重岡「A、そんな仲良うせんといてや？」

『もう何回目よ笑。大丈夫だって！』
　

そうやって俺とは違うところに笑窪を作ってニカッと笑う可愛い彼女。

俺は全然大丈夫やないけどな…。

そう思いながらも渋々ドアを開ける。

重岡「(ガチャ)おはよ…。」

中間「おはよ～。今日遅かったやん。…ん？」

藤井「…誰？」

桐山「ちょ、“誰？“は失礼やろ！」

『いっ、一ノ瀬Aです！いつも大毅がお世話になってます！』

濵田「あ～、Aちゃんか！！」

小瀧「噂通りべっぴんさんやんか！てか想像以上！」

神山「こちらこそいつもしげがお世話になってます～！」
　

やっぱり…。

Aからいかなくてもメンバーたちがガツガツくるからどうしても仲良うなってまうんよな。

あ～あ～、もう既に6人の輪に入ってもうてる…。

って見てる場合やない！小瀧とAの間に入らな

スタ「(ガチャ)重岡さんメイクお願いしまーす」

…何で今？うわぁ～～～～行きたくない～～～～～！！

閉まったドアを恨めしげに見ていると、後ろから

『大丈夫だから早く行っといで～』
　

というのんびりした声が聞こえてきた。

重岡「そんなのんきにしてる場合ちゃうで！！ってか流星離れろぉぉ！！！」

『はいはい、ちゃんと待ってるから。』

重岡「…お前らあんまベタベタすんなよ。」

睨みを効かせて釘を刺し、渋々メイクへ向かう。

ほんまに心配やなぁ…。

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