続・小説の「文」の書き方講座

七十六歩目「名前なんて個人が判別できりゃいいんだよ」 ページ30

中学生あたりまではめちゃめちゃやってたやつなんですけど……それは……。
　
　雰囲気で決める！！(デデドン！)
　
　翡翠月もともと考えて名前を決めるのが苦手なので、意味なんか考えてられないんですよね……で乱用してたのが雰囲気で名前を作っちゃう。
　見た目や音を重視して決めていくスタイルです。
　本当はそれすら考えるのがきついので最近はもっぱらGoogle先生に頼りきりですけどね！
　
　じゃあなんで昔はよくやってたかっていうと、ネットがろくに使えない環境にあったからです。今はどうかわかりませんが、小・中学生ってなかなかパソコンとか触らしてもらえんものなんですよ……おそらく、本来は。
　そういうわけで検索するという手段が使えなかったので、考えるしかなかったんですね〜〜！
　
　つまり翡翠月退化してる？うっそマジかァ。
　
　もうほとんど覚えてないですけど、雰囲気で名前を作るときは先に音を決めてから漢字を当てていました。
　あとは見た目とか形とか音とかがいいなァって思った漢字を使ってみるとか……とりあえず、名前の「意味」を重要視した考え方はしてなかったので、そういう付け方をしたい人の参考にはならないですね。
　
　代わりに意味の後付けはいくらでもできます。それでもいいと思いますし、この方法だったら名前からキャラを作ることも可能です。
　それもなかなか面白いですよね〜〜！
　
　んでこの雰囲気で作った子なんですが、まー今となっちゃほとんどどうやってつけたか覚えてないです。
　
　覚えているのはファンタジー創作の乃夢ちゃんって子で、その頃「乃」と書いて「ない」と読む名前のお方がいたので、え〜〜これいいな〜〜って思ったのが始まりです。
　
　乃夢の意味的には「夢がない」って感じですかね。かなり現実主義な性格だったので、偶然にも後付けした意味が！キャラに！ぴったりだったというわけです。
　
　あとは英名でラヴィアスさんて方がいましてね。乃夢ちゃんと同じファンタジー創作の長髪男子なんだけど。こっちは意味も何もなくて、本当に音だけで決めました。
　
　前回言った「ラ」から始まる名前が好きっていうのと、「ヴ」の音が格好いいな〜〜って思ってね。くっつけたらこうなったんですね〜〜。彼はお気に入りなのでよく覚えています。
　
　まァ「名前を考える」点についてはこれくらいですかね。
　次は「逃げる」方法です。

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