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9* 降谷さんと香水。#1 ページ47
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( 降谷side )
『 ただいま 』
A「 おかえりなさい、零くん！」
帰宅すると、いつものように出迎えてくれる俺の可愛い彼女。……
……だが。
( あれ？なんだこの違和感… )
いつもと変わらない彼女の笑顔。おかえりという声。見たところなんら変わりはないが、何かがいつもと違うような気がする。
A「 お風呂、入ってるから先にシャワー浴びてくる？」
『 あ、ああ。ありがとう。』
そう返事をすると、Aはそのままリビングへと戻っていき、俺は風呂場へ向かう。
シャワーを浴びている間もこの違和感について一人悶々と考えていた。
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シャワーを浴びた後、リビングに行くとAがキッチンに立って料理をしていた。
こうやってみるとなんか夫婦になったみたいで、じんわりと胸が暖かくなる。
鼻歌を歌いながら料理をしているAはまだ俺に気づいてないようなので、驚かせてやろうと思い気づかれないようにそっと背後に回る。
そのままAの首元に腕を回して、背後から抱きしめた。
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作者名：朔 | 作成日時：2018年6月12日 20時
