8*plus+ #2 ページ45
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『 それならご心配なく!私今、伊達眼鏡にハマってていろいろ集めてるんです!好きなもの貸しますから!』
A「 え、いいの??」
そう言って目を丸くするAさん。
『 いいんですって!Aさんのためですもん!』
A「 そ、それでも騙されてくれるかな… 」
『 ああ、それなら適当に目が悪くなったとでも言っておけば大丈夫ですって!』
A「 んん〜、そうかなあ〜…… 」
蘭「 園子もこう言ってますし、一回やってみましょうよ!何かあれば、私もいつでも相談に乗りますから!」
私と蘭がそう言うと、ふっと表情を和らげて微笑むAさん。
A「 ありがとう、園子ちゃん、蘭ちゃん。」
その笑顔があまりにも眩しくて、女の私たちでも顔がボッと火照るのが分かる。
( Aさん、今でも十分に彼をドキドキさせてると思うんだけどなぁ… )
きっと蘭も同じことを考えているんだろうな、そう思った。
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そして数日後。
カランカラン
A「 蘭ちゃん!園子ちゃん!」
そう言ってこちらに向かって笑顔で手を振るAさん。
今日は先日の作戦の結果を聞くために、Aさんとポアロで待ち合わせをしていたのだ。
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作者名:朔 | 作成日時:2018年6月12日 20時