8*plus 降谷さんと眼鏡。#1 ページ40
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( 降谷side )
『 ただいま 』
徹夜明けで帰宅すると、いつものように可愛い彼女が出迎えてくれる。
A「 おかえり、零くん!」
『 あぁ、ただい……!?!?』
いつもと違うAの姿に、帰宅早々驚きが隠せない。
A「 ?どうしたの??」
『 いや、その眼鏡……どうしたんだ?』
確かAは目は良かったはずだ。
( まさか、俺がいない間に悪くなったのか?いや、そんなバカな…だって俺がいなかったの1日だけだぞ?いくらなんでもそんなにすぐ目が悪くなるわけないしな…… )
一人で悶々と思考回路を巡らせていると、Aが気がついたように眼鏡に触れる。
A「 あぁ、これ?実は少し前からちょっと視力落ちちゃってね…昨日から、家にいるときだけはつけるようにしたんだ。」
そうだったのか。目が悪くなっていたなんて気がつかなかったな…
A「 あ、ご飯もうできてるけどすぐ食べる?それとも先にシャワーにする?」
『 あぁ、先にシャワー浴びてくる。その間にご飯用意しておいてくれるか? 』
そう言いながらジャケットを脱ぐと、それを受け取りながら「 わかった 」と笑顔で頷くA。
なんか夫婦みたいだな、なんて思ったりした。
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作者名:朔 | 作成日時:2018年6月12日 20時