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紫「俺はあいつを助けれへんかった
川の流れが速すぎて
助けが来るまで
ずっと握ってれへんかった。
お前も俺の大事な弟や
俺が守ったる。時間は俺が稼ぐ
全員で早くここでて
お前は墓参りに行ってやってくれ」
大「なに言ってんねん」
紫「頼んだぞ」
大「うわっ！」
大吾を思いっきり突き飛ばして
見事に陰に隠れた瞬間
濱「おい、こんな遅くに何してんねん」
紫「トイレ行こうとしただけや」
紫耀にはさっき見回りに来ていた
看守たちが見えていた。
大吾は驚いて我にもどれずにいた
紫「なんだよ、文句あんのか？」
塚「なんだその口の言い方は！」
紫「お前らめんどくせーな」
紫耀は自分が懲罰房へ入れば
厄介な看守長を食い止めれると考えていた
だからあえて反抗的な態度をとったのだ
濱「口が悪いやつは叩きなおさなアカンなぁ」
紫「お前だけの力じゃ無理ちゃう？
ここの看守ら弱いけど」
たくさんの看守を自分に集中させるために
看守全員を敵に回す発言もした
濱「あぁそうか、舐められたもんやな！」
ﾄﾞｶｯ
紫「ｳﾞｯ……ｹﾞﾎｯｹﾎｯ……こんなもんかよっ」
濱「懲罰房へ入れろ！
看守を11人集めて
全員で痛め付けてやるよ」
11人。
看守長はもちろん、
中間、桐山、重岡、藤井、神山、小瀧、
五関、塚田、河合、戸塚、橋本
厄介な看守を全て居なくさせられる
五「なにわらってんだよ！」
濱「覚悟しろよ？」
平野の鳩尾に警棒を突き刺した
紫「ｳｫｪｯ……ｹﾎｯ」
濱「まだまだ……これからやぁぁぁぁあ！」
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作者名：からフェに | 作成日時：2019年7月27日 23時
