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目的地のBARはさほど遠くない。
「相葉くん、二次会のBAR、どうやって決めたの？」
「実はまだプレオープンなんだよ、その店。
釣りで知り合った人がオーナーでさ。
よかったら来てよって言われたんだ。」
「そうなんだ」
釣りで知り合う·····ますますこれは·····。
「その人の名前、、、」
「あっ！ここだ、ここ！」
BAR Satoshick
不安を抱えながら店に入る。
プレオープンだけど、なかなか混んでる。
で、客層が派手目。
広いフロア。
高い天井。
立って飲むのが基本かな？
座席もあるけど。
壁にはアートがたくさん。
絵からレゴまで。
多様だけど絶妙なバランスで展示されてる。
中に進んでいくと頭上から声。
智くんの声。
「おっ！Aだ。あれ？俺、この店の話したっけ？」
そう言いながら上に来いって手招きしてる。
「あれー？相葉ちゃんだ！えっ？Aと知り合い？」
相葉くんが私と智くんを交互に見ながら驚いてる。
「上がっておいでよA」
仕方なく相葉くんに
「上、行こうか？」って促す。
「えっ？えっ？智さんとAって？」
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作者名：ハルヒ
| 作成日時：2019年10月21日 20時
