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仕事は毎日忙しくて
それなりに認めてもらえたのか、
二宮主任から任される仕事が
どんどん複雑になってきた。
1日に何十通ものメールに目を通し
ある程度は自分で判断して返信できるように
なったし、必要なアポイントも先回りできるようになった。
「ま、俺の教え方がよかったからね。」
キランっと光るウィンクなげる二宮主任。
悔しいくらい可愛い。
「潤くんがAに話があるって。」
「松本課長が？」
「そ。早く行ってきな。俺も後から行くから。」
なんだかニヤニヤしてる主任に
促されて課長室に向かう。
「失礼します。」
課長室に入ったら、そこには櫻井課長もいて
「A、新しい仕事を任せたいんだけど。」
と、松本課長が切り出した。
それは誰か個人の上司につく仕事ではなく
チーム付きの秘書という仕事だった。
そのチームのトップが櫻井課長で
「デカいプロジェクトになるから、メンバーもそれなりに大人数になる。Aには秘書としてチームが効率的に仕事を進めるように務めて欲しいんだ。」
そんな大きなお仕事に関われるなんて。
しかも櫻井課長の側でだなんて。
なんて嬉しい!!
「はい。まだ教えていただかなければいけない事もあると思いますが、精一杯努めさせていただきます。」
「うん、やっぱりAは前向きでいいね、よろしく頼むね。」
間近で見る櫻井課長は、変わらず素敵で。
今日はちょっと髭伸びてる(♡´艸`)
ジャケット着てない半袖のストライプのシャツから伸びる腕の筋に見惚れちゃう。
やっぱり好き。
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作者名：ハルヒ
| 作成日時：2019年8月13日 9時
