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お店に着いたら、そこはすっごく可愛い
可愛すぎるカフェで
「おまえの検索力 、ウケるわー(笑)」
「す、すみません。違うお店探します。」
「店探しも秘書には大事な仕事なんだよ。」
笑いながら、その可愛すぎるカフェに入ってく。
「主任っ！いいのですか？」
慌てて追いかけて入る。
クマの可愛いキャラクターで飾られた店内は
ちょっと、
いや、
かなり気恥ずかしくなるくらいなのに
真っ白なテーブルに着いた二宮主任は
ビックリするくらいその場にハマっていて
もう、この人妖精なんじゃないかって思った。
注文したハンバーグとナポリタンとエビフライとオムライスが乗ったプレートが届くと
すっごく嬉しいそうにモグモグして。
私もつられて
気がついたら完食してた。
「うん、よく食べました。A今日なんにも食ってなかっただろ？きっと1人で帰ったらそのまんま食わないだろ？」
見ていてくれてたんだ.........。
「目の前で倒れられたりしちゃ困るしさー。」
って、店員さんを手をヒラヒラさせて呼んで
「デザートお願いしよ。」
って、可愛いクマのショートケーキ頼んで
2個。
それが届くと2個とも私に食べろと言う。
「俺は甘いものは得意じゃないんだ！」
なら注文しなくていいのにー。
可愛いクマの顔に躊躇いながらフォーク刺すと
「うわっ！A残酷っ！」
って、すっごい顔しかめて言う。
フォーク刺す度に、
うわっ！とか
痛いっ！とか
って言うから、
気がついたら笑ってた。
「よし、帰るか！」
「はい。」
私の奢りでなんて言ってたけど
ちゃんとご馳走してくれて
店を出てから
「ご馳走さまでした。」
ぺこりとすると
「美味いもの食べて、ゆっくり寝て、笑ってたらいいんだから。」
＊
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作者名：ハルヒ
| 作成日時：2019年8月13日 9時
