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事実3 ページ21
和也side
Aが脚立から落ちた。
俺は、身体が勝手に動いてAを受け止めた。
……これって不味いんじゃないか。
俺の力が発動する。
貴方『まさか和くんが受け止めてくれるなんて…』
Aの心の声が聞こえる。
まだ俺のことを和くんって呼んでるのか。
貴方『ど、どうしよう頭が回らない。恐らく和くんは私とこうなってる状況は嫌なはずだし、はやくどくべきでえぇっと…』
こいつテンパってやがる。
貴方『というか、さっきから和くん黙ってるけどどうしたんだろう………人に触れるの昔から苦手だった筈だし、私に触れてて大丈夫なのかな？』
………は？こいつ、俺の心配してんの？
貴方「あの、二宮さん…」
Aは俺から離れようとした。
和「俺の質問に答えろ」
俺は、意を決して聞いてみることにした。
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作者名：凛 | 作成日時：2020年3月17日 21時
