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これは俺の記憶なのか？
だとしたら、いつの？
疑問点の多さに、一旦周辺を把握しようと街を見渡す。
ただいつもと違うのは、誰も俺に気づかないということだ。
歩く人々はまるで俺がそこにいないような素振りに見える。
この街はとても現代とは思えない程古い。
山に囲まれていて、さながら田舎のようだ。
もう1つおかしな点は、俺の服装が寝巻きだということ。
スウェットとTシャツ…確かに寝る前に来た服だ。
服装も全く違う俺に、この現地の人達が気づかないわけが無い。
……どうなってるんだ。
1歩歩みを進めた時、どこかから女性の悲痛な悲鳴が聞こえた。
走って向かうと、そこには女性の姿はなく、代わりに赤黒い何かが散らばっていた。
……やば、吐きそう、。
そう思って目を話そうとした時、声が聞こえた。
聞き覚えのある、特徴的な声。
『お願いやから…もう、やめて…近づかんといて、お…れに……もう、いやや…いや…壊したくない……なんで、制御……できひん、死にたい…死にたい！！！』
fk「Ｎｏ．1？」
すぐに駆け寄って声をかけると、倒れては粉々に砕けていく木々の中に佇む彼はこちらを向いた。
…確かに、目が合った。
『なんで、ここに』
俺の目を見て言ったんだ。
まるでここに俺がいるような、そんな表情で。
今にも死にそうな彼の顔色とは打って変わって、瞳は橙色に輝いている。
能力は崩壊と不死、それを思い出した時…俺は全身に痛みを感じた。
fk「ぐ、っ……」
『あかん…やめて！！！あの人はあかん！…はやく、早くどっか行って！このままやと、Ｎｏ．4が…！』
…いや、違う。
これは夢だからか、痛みは感じても身体が壊れることはなかった。
そりゃ尋常じゃないくらい痛いけど、今のＮｏ．1は俺よりも苦しくて、辛いんだ。
そう思うと、身体が勝手に動いていた。
『もう嫌や！もう、もう…あんな思いしたくない…皆をまた、傷つけたくない！』
そう叫ぶ彼に近づき、ゆっくりと、離さないように抱きしめた。
強ばる体に気付かないふりをして、言葉を続ける。
fk「Ｎｏ．1…だよな？大丈夫だから。大丈夫、大丈夫だよ」
それでも収まらない崩壊は、近くにあった街をほぼ全て消し飛ばし、粉々になっていく木々を今度は塵へと変えた。
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花(プロフ) - 星さん» また、最後には本来は良い人だった、という最終点を用意した事で、少しでも緩和されるようにと思いこの役に5人を入れました。少しネタバレになる発言ではございますが、嵐さんのお名前をお借りした理由を適切にお伝えするために失礼致します。 (2020年8月24日 22時) (
レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 星さん» 貴重なご感想ありがとうございます。私も嵐担とスノ担の掛け持ちです。私は嵐さんメインのお話が書けない為、どこかで書きたいと思っており、今回の様になりました。不快な気持ちにさせてしまったこと、大変申し訳ございません (2020年8月24日 22時) (レス) id: 3efdfc6162 (このIDを非表示/違反報告)
星 - ストーリーが好きなだけに本当に残念です。長文失礼しました。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
星 - スノ担の中には、嵐担と掛け持ちしている人も多くいます。その人たちの気持ちは考えなかったのでしょうか？そもそもこの悪役が嵐である必要性が全くわかりません。作品に他グルの名前を出すのなら、最初に注意書きをするのがマナーだと思います。悪役なら尚更。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
星 - 初めまして、いつも楽しく作品拝読しております。この作品は大変面白いと思いますが、なぜ悪役に嵐の名前を使ったのでしょうか。普通の登場人物ならまだしも悪役で。はっきり言いますが、嵐担からすると非常に不愉快です。 (2020年8月24日 21時) (レス) id: f4d89dd0be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花
| 作成日時：2020年5月14日 9時
