愛のかたまり36 ページ36
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素直に嬉しい。
自然と頬が緩む。
私が生理痛で悶絶してる時、
ググってわざわざ月モノにいい食べ物を
一生懸命探してくれて、
卵入りの鶏粥を作ってくれたなぁ。
『お腹まだ痛い？大丈夫？』って
心配しながら
お腹撫でてくれたりもして。
懐かしいなぁ。
コンロに火を点け、鍋を温めてる間、
付き合いたての当初を思い出した。
今も毎月そんなことしてくれる彼氏なんて
滅多にいない。
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あ「いただきまーす。」
んっ、おいしっ！
紫耀ちゃん特製のお粥。
フーフーと息吹きかけ、少し冷ましてから
食べていく。
大好きなヨーグルトもペロリ平らげた。
多分時間も遅いし明日に控えて
もう寝てると思うけど、
すぐにLINEでお礼の言葉を送った。
それから、仕事中名前呼んだ時
冷たい返事をしちゃったことも
LINEで謝った。
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朝起きて携帯をチェックすれば紫耀ちゃんから
sho気にしてないよ。それより体調大丈夫?
shoなんとなく名前読んだ時に察したから。笑
冷たく返事した事に関しては全く気にしてなくて
むしろ私の体調を気遣う言葉が送られてきていた。
さすが紫耀ちゃん。
分かってくれてたんだ。
彼と長い時間一緒にいて、
未だ非の打ち所が見当たらない。
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作者名：rion
| 作成日時：2018年12月6日 15時
