Look at only me 2［佐野玲於］完結 (ページ14)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:68,181 hit

気づいちゃったページ14

Aside

A「…わ、抜け駆け…？」

涼太「いや～違うと思うけどな～？(笑)」

A「うそ、でもさっきからすっごく仲睦まじくお話してたし…」

涼太「仲睦まじく、ねえ(笑)」

玲於くんが帰ってこないって分かってから
あぁご飯作るのめんどくさいなーって
思ってた矢先に涼太くんから来た
今何してるのメール。

状況説明を終えると、じゃあもう荷物持って出てきなよって言われたもんだからいそいで荷造りを始めて。
家に帰る前に、涼太くんのリクエストで一杯飲むことになり今に至る。

A「わ、外から帰ってきた、」

涼太「あれ思ったより戻るのはやかったね？あの二人、一体なにしに外出たんだろうね～？(笑)」

A「ほんとだよね、、、」

涼太「(笑)気になるの？(笑)」

A「そりゃ、気になるっちゃなるけど…」

涼太「そっかそっか、気になっちゃうか～(笑)」

A「なんか今日の涼太くんっていじわる」

え～そんなことゆわれた傷つくな～
なんてやけにニヤニヤしながら言ってる涼太くんはさておき
玲於くんのこと目で追ってしまっている自分がいたのは確かで。
そんなこと考えてたらドアがふっと開いた。

カランカランッ

A「え、…亜嵐くん…！」

亜嵐「こんばんはAちゃん、今日はお客さんとしているの？(笑)………あ、涼太もいたんだ。」

涼太「あ、って(笑)亜嵐くんおつかれ。どう？撮影は順調？」

亜嵐「うん、なんとかね。…あの、Aちゃん、後でちょっといいかな？」

A「あ、うん！…」

亜嵐「じゃあ、またあとで。」

そう言ってニコッとしてから亜嵐くん、EXILEさんの輪の中にはいっていって。

涼太「どうしたの？なんか訳ありですって感じの雰囲気だったけど？(笑)」

また後でって
ぜったい告白の返事のことだよね

どうしようどうしよう
きっと絶対これ涼太くん勘づいてるよね

亜嵐くんはすごくいい人で、優しくて
紳士で、わたしのこと楽しませてくれて。

涼太「まぁなんとなくわかっちゃうけどね？」

A「涼太くんってエスパーなの？…」

でもね、
亜嵐くんと一緒にいる時でも

思い出すのは、気になっちゃうのは
玲於くんのことだって

わたし気づいちゃってる。