太陽も月も。 ［玲於×龍友 ］

数原さん ページ7

ASide



はぁ〜〜！いいお天気。
考えることが多すぎてあんまりよく
眠れなかったんだけど
太陽のひざしのおかげですっかり目も覚めちゃった。


玲於「ちょっと、早くしてくんない？マネージャーもう下くるって。」


『え！！まって！！』

朝は玲於が事務所に行く時は
(わたしが寝坊しない限り)こうやって
一緒の車に乗らせてもらってる


玲於「おはよ〜っす」
『おはようございます…！』


隼「Aちゃん、玲於、おはよ〜〜」


『あれ、今日は隼だけなの？』

隼「うん、なんか今日はもう1台出たみたいでもうみんな先に行っちゃったらしいわ(笑)」

ふ〜ん。
車の中でたわいもない話をしてたら
15分くらいで到着。
どうやら隼、また携帯落としたらしくって(笑)
さらにバキバキが加速してるね、って言ったら
加速する時代駆け抜けて行こ〜⤴⤴って
歌い出すから安定に佐野兄弟でスルー。



玲於「俺ちょっとコンビニ寄ってくわ〜」


隼「あー、じゃあ俺もそうする〜！」



え〜二人とも行くのかー、つまんないの。
1人でとぼとぼ入口はいったら受付の所で見えた人影。
あ、佳帆子…と、龍友くん…！と亜嵐くんかな？



佳帆子「おはようございます、白濱さん。数原さん。」


龍友「佳帆子ちゃんおはよう〜今日も愛してるぜ〜」


亜嵐「ちょ、朝からどぎついって龍友くん！笑」



龍友くん、今は愛してるぜ〜って変な顔しながら親指と人差し指でハート作るのにハマってるらしく

佳帆子、めっちゃ困ってる(笑)



…ちっちゃいことかもしれないけど1つ気になっていたことがあって

龍友くんって絶対、ああいうことわたしには言わないの。
それこそ佳帆子みたいな受付の女の子とか
女性のヘアスタイリストさんとかもちろんファンの子たちによくふざけてやってる所見るのに
１回もわたしにはしてきたことがない。


だからそうゆうの、逆に特別感というか
優越感抱いちゃってるわたしは馬鹿なのかな？
あんな風な軽い言葉は１回も言われたことがない。



佳帆子「あ、Aおはよう！」


『佳帆子おはよ〜、朝早くからお疲れさま。』



佳帆子「それが仕事だからね〜ってゆっても、朝はほとんどトライブの人にちょっかい出されるだけだけど(笑)あ、今さっき来たよ、数原さん。」



『うん、知ってるさっき後ろで見てた、はァ今日も世界一かっこいい…♡』



佳帆子「あんたも飽きないね〜(笑)」



…やっぱり佳帆子にも黙っておくのは
結構心苦しいもんだなぁ。

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