my precious ページ4
ASide
それから玲於くん超怖い顔でこっちに来て
白人二人もだんだん大人しくなってきて、、
玲於くんわたしを自分の背中に隠してくれて
三人で英語ベラベラ喋り始めて
完全にわたし一人置いていかれてる(泣)
正直、玲於くんの英語力に圧倒されてて
ただただやりとりをぽかんとしながらみてた。
しばらく話したら
白人男達どっかいっちゃって。
話し合いおわったみたい
[はぁ。もうほんっと勘弁してよ。危機感なさすぎだから。俺が来るの遅かったらどうなってたかわかる?]
『ごめんなさい…。』
さすが田舎娘
もう俺の隣から離れるの禁止ねって。
…それはちょっと、いやかなーり
怒られてるのににやにやしちゃう(ドM)
[わかった?俺がレジ行く時も隣にいること。]
『わたしが御手洗行く時は?』
[俺がすぐ外で待ってる]
『え』
[えじゃなくてはい]
『はい...』
さっきは英語ベラベラでかっこよかったのになぁ。
日本語だとこわーい鬼だよ。
『あ、ねえ、さっきなんてお話してたの?』
[She is my precious だから keep awayしろっつったの]
『は、はい?なんて?』
[もう言わね]
『あともう1回!おねがい!』
玲於くんにもう一回ゆっくり言ってもらったけど
Sheしかわかんなくて。
あーこんなんならもう少し
英語勉強しておけばよかったなぁ
[あ〜ほんとこいつが馬鹿でよかったわ。笑]
『意地悪...』
[わかった?こっちにいる間は俺の側離れちゃだめだかんね。]
庇ってくれた時の玲於くんね、
めちゃめちゃスーパーマンみたいで白人高身長男達なんかより何倍もかっこよくて、
ドキドキしちゃった
…ってゆうのは言ってあげないもん。
なんか前にもあったな、わたしが不安なとき
玲於くん、絶対助けてくれる。
…ああ、ダンボールで押し潰されちゃった時だ。
あと、休憩室でお姉様方に粉々にされた時もちゃんと私のそばにいてくれた。
ほんと、玲於くんはわたしのヒーローだよ。
さいしょっから、いまも、ずっと。
[ねえ?田舎娘聞いてんの?]
『あ!はい!もちろん聞いております』
[じゃあいま俺がなんて言ったかわかる?]
『えっとね、俺の側はなれんなよ♡(にやにや)』
[はあ、間違えた、ゆうんじゃなかった、
今のは俺が馬鹿だったわ…]
『えへへ♡』
玲於くんと久しぶりに沢山お話出来ることに
幸せを噛み締めながら
私達はグリフィス天文台へと足をはこんだ。
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REI - とても面白かったです!でもすいません、間違えて低評価押してしまいました。本当は高評価です。ごめんなさい。次回作も楽しみにしてます! (2019年6月30日 9時) (レス) id: 6b6704601e (このIDを非表示/違反報告)
夕凪(プロフ) - 好きって言ってよ 続編まってます!! (2018年10月5日 5時) (レス) id: 6e9a42278c (このIDを非表示/違反報告)
隼大好き - 最初の方は、ハラハラドキドキだったけど、最後の方は、胸キュンキュンですね。 (2018年4月2日 8時) (レス) id: 28aba34e14 (このIDを非表示/違反報告)
GENE!大好き - とても良いお話でした。メッチャ、キュンキュンしました。 (2018年3月6日 23時) (レス) id: fa7ed179cf (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 白あいさん» コメント本当にありがとうございます、嬉しかったです…! (2018年2月10日 21時) (レス) id: e3065fb40d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作成日時:2018年1月11日 22時