検索窓
今日:50 hit、昨日:5 hit、合計:94,312 hit

2 ページ36

.

「〇〇ちゃんも!」
『え?』
「犬と猫ばっかり!せっかく俺の家来たんやし...」

そう言ってちょっと膨れる神山さんがなんだか可愛くて膝にいる猫ちゃんにするみたいに頭を撫で撫ですると
「ちょっ笑もう、そういうことちゃうんやけどなぁ?笑」と笑う。

「俺ともイチャイチャしようってこと」
イチャイチャ、?

『えっと...』
「あーもうやっぱり2人ともハウス!」
そう言って2匹をゲージに入れる神山さん。
『あぁ...』
行っちゃった...。
「そんな悲しい顔せんといて笑 家来たらいつでも会えんねんから。」
『だって今日会えるの楽しみにしてたから...』
「え、俺に会いに来てくれたんちゃうの?」
『いや、神山さんもですけど...あ、』
「あ、笑ペナルティやな」

いつもの癖で神山さん、と呼ぶとニヤリとした神山さん。
「はい、ちゅうして」
『え、今ですか!?2人が見てる前で!?』
「ええやん見せつけんねん。Aちゃんは俺のやって」

もう、とゲージを見るとバッチリ2人とも目が合う。
「はーやーく」
『んーもう!目瞑ってください!』

神山さんがニコニコ?ニヤニヤ?しながら目を瞑ったのを確認してからちゅ、と唇を合わせるとそのまま後頭部を押さえられ何度もちゅっとされたり、唇をはむはむされたり。
こんなに長いちゅうなんて私したことない!?とHP0に近くなった時やっと離れた体。

「んは、ヘロヘロしてる笑」
『笑い事じゃない!』
「なんでぇ?悪いのはAちゃんやろ?」

む、そうだけど。

「そんなウルウルした目で見つめられたら襲っちゃうで?」
耳元で言われたそんな言葉に身体がビクッとする。

「へぇ、耳弱いんや。ええこと知ったなあ〜今日の夜楽しみやね」

そう笑う神山さんの顔はいつもと違って企む顔だった。


.

個室番外「今日もお疲れ様」→←個室番外「ペット」



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (134 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
254人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あんまん | 作成日時:2020年10月25日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。